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祖國日本は、至誠を貫き、率先垂範して國家を經綸し、國體を護持して、その傳統による叡知と努力を世界に捧げて萬葉一統の理想世界を實現すべき責務がある。(『國體護持』 第六章 萬葉一統より)コメントは神々の國へ・・・(FC2版)へお願いします。


牛乳

自給率回復を望むならば・・・

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バター増産を継続=乳業大手、品薄受け

〜引用開始〜

 家庭用バターの品薄に対応するため乳業大手4社が5月に開始した増産について、各社の首脳は1日、6月も継続する方針を明らかにした。日本酪農乳業協会など乳業関連団体が都内で開いた「牛乳の日」の関連イベントに出席したの古川紘一社長は「農林水産省からは年度末まで増産対応するよう要請を受けており、6月も準備を進めている」と説明。の浅野茂太郎社長も「6月も5月と同様の増産体制を取るべく取り組んでいる」と述べた。

〜引用終了〜


 バターの品薄は、『生乳』の減少、乳牛の減少が主な原因と言われています。しかし、それだけではなく海外からの輸入に頼っている飼料の値段高騰も原因の一つとしてあげられます。


 乳牛1頭に1万6500円助成、飼料高騰で政府・自民が支援策

〜引用開始〜

 政府・自民党は21日、2008年度の畜産・酪農農家に対する支援策をまとめた。

 牛乳用の牛を育てている酪農家に1頭当たり1万6500円助成するなど、
飼料価格の高騰の打撃を緩和する対策が柱だ。

 総額は1871億円(うち約200億円は09年度向け)で、08年度分は前年度より
 400億円以上多い。ただ、対策は緊急避難的な色彩が強く、日本の畜産・酪農が 輸入飼料に依存する体質の改善は依然、課題として残ったままだ。

 政府・自民党は畜産・酪農対策を例年、3月にまとめているが、飼料価格の高騰で酪農家などが受けている打撃は大きく、将来の総選挙対策という狙いも重なって、今年は一か月前倒しで決めた。

 対策の目玉は、牛乳用の牛を育てている都府県の酪農家に対する1頭当たり1万6500円の助成策だ。

 自前で飼料用作物を生産するなど生産性を向上させる3か年計画をたてた酪農家が対象だが、特例措置もあり、飲む牛乳を生産しているほとんどの酪農家が対象になる見込みだ。

 飼料(配合飼料)の価格はこの1年半で約3割も上昇した。4月に予定されている乳業メーカーへの販売価格引き上げと合わせ、酪農家が受けた打撃をある程度は吸収できるはずだ。

 バターや脱脂粉乳に使われる加工用の牛乳を生産している北海道の酪農家に対しては、すでにある補給制度を見直し、現在1キロ・グラム当たり10・55円の補給金を11・55円に引き上げる。飼料価格高で生産コストが上がった分を反映させた。

 食肉用の牛を飼っている全国の畜産農家に対しては採算割れとなった金額の一部を補てんする。育てた肉牛の販売価格が生産費(農家自身の労働コストを除く)を下回った場合、差額の6割を国が支払う。

 日本の飼料自給率は25%にすぎないため、飼料価格は高騰が続く海外トウモロコシ相場の影響を大きく受ける。一方、牛乳や肉の販売価格は、国内の市場や乳業メーカーとの交渉で決まるため、畜産・酪農家はコストの増加分を販売価格になかなか転嫁できず、経営が圧迫されている。

 牛乳の生産者団体で作る中央酪農会議の見通しによると、全国約2万7000戸の酪農家のうち、今年度は廃業する酪農家が1000戸を超えそうだ。

 政府・自民党は、今回はあくまで「緊急対策」だと考えている。自民党は今後の検討課題に<1>飼料用米の普及による飼料の自給率向上<2>流通大手が値上げを認めないことが「優越的地位の乱用」にあたるかどうかの調査<3>配合飼料の価格安定対策--をあげる。

 ただ、農水省によると、飼料用米の生産コストは輸入トウモロコシ価格の5・3倍もある。収穫量が多い飼料米の品種開発や生産技術の改善による大幅なコスト引き下げが必要で、短期的に解決するのが難しい。畜産・酪農の危機はまだ続きそうだ。

〜引用終了〜

 ここでまた補助金、助成金漬けのその場限りの役人対応です。都合が悪くなったら助成金バラマキ行政を行うのはいつものことですが、これだけ無駄な事はありません。

 少し前まで言われていた、「牛乳は素晴らしい健康飲料である」という誇大されたイメージはもう崩れ去っています。その事を多くの国民が気付き始めているのも、牛乳の消費量が落ち込んでいる理由の一つです。

 最近スーパーでも牛乳ではなく、「豆乳」を買い物かごに入れる主婦の姿が非常に増えてきました。豆乳にしても自給の問題や、アレルギーの問題もありますが、栄養価はとても優れている事を多くの賢い主婦は知っていますし、勉強している人も多いようです。

 乳牛にしても肉牛にしても自給飼料を使っている割合は約20%程度にしか過ぎません。100%国産の飼料を使って育てられた牛が市場に出回るのはほんの限られた数だけなのです。

 つまり、スーパーに並んでいる「国産牛」も、牛の種や飼料が輸入であれば自給自足出来ている事にはならない訳です。肉牛の飼料も殆どが輸入であり、バターは約90%程度国内で生産されていますが、チーズに至っては60%を輸入に頼っています。

 参考エントリー:支那産に依存する日本人

 もう日本人の食生活を正常に戻さなければ、日本の自給率回復は望めないように思います。


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☆産経新聞の陰謀!?何の陰謀?

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 こんなカルトな記事を発信していて大丈夫か産経は!?

 牛乳の有用性 メタボ予防、長寿効果も(MSN産経ニュース)

 〜ここから〜

 戦後日本人の身長が伸び、感染症による死亡率や脳卒中死亡率を減らすことに大きく貢献した食品の一つに牛乳があります。しかし、牛乳が体に悪いことを主張する本がベストセラーになったりして、牛乳の摂取にブレーキがかかっています。

 牛乳が体に悪いことをカルト的に主張する本が周期的にバカ売れします。30年あまり前にも、「白砂糖、精製した食塩、白米、牛乳…白いものはすべて、体に悪い」などという説が結構はびこったことがあります。

 筆者は、昨年10月14日付の本コラムで、地域の高齢者の10年間の追跡調査で牛乳を毎日飲用する人は明らかに長生きすることをグラフを用いて示しました。長生きするのみでなく、身長の縮み方も牛乳を飲まない人より少ないことが分かったのです。

 (中略)

 牛乳のタンパク質には血圧を下げるなどのさまざまな生理活性作用があります。牛乳200ミリリットルに含まれる飽和脂肪酸は人間に必要な飽和脂肪酸全体の40%くらいを占め、どうしても必要です。

 この5年くらいの間に、牛乳を飲用することがメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防になることを示すデータが続々出されています。牛乳を飲用すると太るというのは、まったく根拠のない迷信なのです。

 牛乳はアミノ酸価100%のもっとも人類にとって大切な食品であることを銘記しましょう。(桜美林大学大学院老年学教授 柴田博

 〜ここまで〜

 問題の産経記事に対する疑問だが、まず「飽和脂肪酸」について。

 「飽和脂肪酸」が少なすぎるのも健康に良くない事は理解できるが、人間の約40%を占めるから牛乳がどうしても必要だとの論には疑問を抱く。

 現代人の食生活は、戦後から急激に動物性たんぱく質や動物性脂肪が増加し、良くも悪くも身体的な影響を与えてきているのは確かで、過食、過飲しすぎるその影響でいわゆる生活習慣病といわれるがん、糖尿病に罹患する人が増えているのは皆さんご承知の通りだ。

 この動物性脂肪の多いものとして代表的なのが、牛肉、鶏、バター、ラードなのだが、ファーストフードなどを食べる機械が増えた現代人の食生活からして、取り過ぎている人が多いのは明らかだ。そこえへさらに「牛乳で補え」、「どうしても必要だ!」などと断言して仰るのは明らかにミスリードではないのか。

 牛乳に含まれている飽和脂肪酸の中にはさらに中鎖脂肪酸という種類の脂肪酸がある。この脂肪酸は長鎖脂肪酸のようにゆっくり、体内へ蓄積されてから燃焼されるものと違って、腸管で吸収された後門脈を通じてすばやく肝臓で燃焼されるため、体脂肪として体に残りにくいと言われている。さらには中鎖脂肪酸が肝臓で燃焼するとき、蓄積されている他の脂肪分も一緒に燃焼させる効果があり、ダイエットにも効果的な脂肪酸の一つではないかと言われている。

 しかし、牛乳には中鎖脂肪酸以外の脂肪酸も多く含まれているため、ダイエットに効果があるとは言い切れない上、牛乳を毎日毎日飲用すれば太る可能性は高くなるのは言うまでもない。

 そして、内蔵脂肪症候群の予防になるとあるが、これは恐らく牛乳に含まれているラクトフェリンの働きを差して言っていると推察するが、その研究については現在以下のような事らしい。

 「京都府立医科大学、国立がんセンター研究所との共同研究によると男性8人と女性4人の成人に対し、ラクトフェリンを300ミリグラム相当分を二か月毎日摂取させた。ラクトフェリンそのものは熱や酸、酵素に弱くそのまま摂取したのでは腸に届く前に胃酸で溶けてしまうので、「胃酸では溶けず腸で解ける加工」を施したラクトフェリンタブレットを利用したという。」

 つまり、牛乳などの含まれている成分であるラクトフェリンだけを同じ条件で健常者に与えたところ、内臓脂肪面積が減少したと言っているのであって、牛乳を常飲したからメタボリックが改善される可能性があるとは今の段階では言っていない。この部分も明らかにミスリードであろう。

 ラクトフェリンはタンパク質であるため、牛乳に入っていると言ってそのまま摂っても胃液の中に含まれるタンパク分解酵素(ペプシン)で分解されてしまうという問題点があるそうだ。乳児の時は胃液にペプシンが含まれていないため、母乳に含まれているラクトフェリンはそのまま腸まで届くという。(離乳食を食べ始める頃になると、胃液にペプシンが混じり始めるため、ラクトフェリンも分解されてしまう。)だから胃酸に分解されず腸まで届くラクトフェリンの健康食品が色々販売されているのだろう。 

 さらにラクトフェリンは熱に弱いという性質があるため、加熱処理されて市販されている牛乳の殆どには含まれていないそうだ。(加熱処理に対しても耐性を持つという技術もあるらしいが。)

 そして、アミノ酸価とは「アミノ酸スコアー」のことであり、食品たんぱく質の栄養価を化学的に示す方法である

 その食品のたんぱく質に含まれる必須アミノ酸のなかで、最も不足している必須アミノ酸を第一制限アミノ酸と呼び、この第一制限アミノ酸が人間の体の必要量に対して、どれくらいの割合となるかを計算します。つまり現在では9種類あるといわれている必須アミノ酸の内、どれかだけが量が多くても駄目で、バランスよく含まれている食物がアミノ酸スコアが高く優れているいうことをあらわしている。

 アミノ酸スコアが「100」のもの物は牛乳以外にもたくさんあるため、「人類にとってもっとも大切な食品」であると言い切るにはあまりにも説得力に欠けるのではないか。

 私は「牛乳有害論」に対してすべて賛同とは言わないし、これからの研究によって主張が変わる可能性はありますが、しかし常食、多飲するものではないと言う結論に現段階では達しています。

 だが、牛乳に含まれている成分だけを取り出し、その個別の機能性をもって賛美する「牛乳は完璧な栄養食」であると主張する論調には様々な疑問を抱かざる得なく、これほどメディアを利用して牛乳を飲ませようとする動きは、「どこからか圧力がかかっているのか?」と疑ってしまうのは当然ではないだろうか。これじゃあどっちがカルトかと言えばどっちもどっちだろう。

 (歳徳会のコラムにも牛乳に関する記事をUPしています。)
 dandyのコラム「真に安全な食とは!?飽食の時代を斬る!」

(※毒ギョーザなどから日本を守ろう!!日本の食の安全を考える会、歳徳会の活動にご協力お願いいたします。)

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