神々の國へ…

祖國日本は、至誠を貫き、率先垂範して國家を經綸し、國體を護持して、その傳統による叡知と努力を世界に捧げて萬葉一統の理想世界を實現すべき責務がある。(『國體護持』 第六章 萬葉一統より)コメントは神々の國へ・・・(FC2版)へお願いします。


歳徳会

食で国益に貢献する!

食の意識改革で国益に貢献!

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 「食で国益に貢献する!」と聞くと、「なんのこっちゃ?」とか、「なんか難しそう・・・」などという声が聞こえてきそうですが、私たちの身近な事ですぐにでも出来ることなのでは、と私は思うのですね。

 私はよく「食べる方」側からの問題点を指摘していますが、せと弘幸氏は「作る方」側の問題点に着眼して興味深いエントリーをUPされていらっしゃいましたので、まだお読みでない方はぜひ一読されてください。

 経済も食糧も、需要が無ければ供給が成り立ちませんし、需要があっても供給が安定・安心できるものでなくてはなりません。双方のバランスが重要だと思います。

 その、「食で国益に貢献」というスローガンの一つとして、まずすぐに出来そうなのが、今や巷では「食べる化学兵器」(from食べ物幕府)と呼ばれて久しい、支那産(いわゆる中国産)を食すのを止める事なのですが、「歳徳会」でご紹介している通り、国内産にこだわった日本企業もたくさん存在まします。

 そして、歳徳会で紹介させて頂いている、日本国内産をこよなく愛する有志ある飲食店の皆様が加盟しておられる、「緑提灯」(歳徳会のリンクからどうぞ)というサイトがあります。

 この中にはいわゆる「居酒屋」という形態を取っている飲食店が多いのが特徴です。少し前に行きました大阪の緑提灯を掲げているお店があるのですが、やはり少し値段は少々普通の安い居酒屋に比べると高めではありますが、野菜一つとっても新鮮なものばかりで、なにも付けずにそのまま頂いてもほのかに甘さを感じるなど、誠に美味なものばかりでした。

 伽草子 (大阪市北区天神橋4丁目6−32 緑提灯星4つ)
 伽草子



 ぜひ行ってみて下さい。たまに私も行くのでお会いするかもしれません。

 (緑の提灯に書いている、星の数が多いほど日本産を使っている割合(カロリーベースで)が多い店です。50%以上から星1つ、60%以上が星2つ、70%以上が3つ、80%以上が4つ、90%以上が5つ、となっているようです。あくまで自己申告制。)

 緑提灯


 この緑提灯プロジェクトで特筆するべき点は、日本産使用の割合を示す「星の数」が、その店主による「自己申告制」であることだと思います。良い意味でこれほどまでに、日本でしか通用しない「倫理感」を揺さぶる取り組みはあまり聞いた事がありません。

 日本国内のJAS法などの規制とは全く一線を引くこのプロジェクトに、「これは粋だねぇ!」と感じるか、「そんなの信用ならねぇ!」と感じるかは人それぞれですが、これ程食べる側に「食の意識」を高めさせるような取組は、既存の官僚脳では生まれてこない発想だといえます。

 つまり、国内自給率の低下は何も政府だけの責任ではなく、我々自身の食生活・食の意識にも問題があるという事でありまして、こんな事を書くとまた喧嘩になるのですが(笑)、「安いから」、「手ごろだから」、「すぐ食べるれから」と言ってファーストフードばかり食べてる若い世代を育ててきた、日本国民である大人にも原因があるといえます。

 私は、マクドナルドや吉野家などの飲食店で食事をする頻度を控えるだけでも、総合的な自給率向上が図れると思います。そう言った視点もありますので、チャイナフリーの後は、食の「アメリカフリー」活動を開始するかもしれません。これらの目的には、非常に信頼の置けない食べ物から日本人を守ることと、食べ物に関しても出来る限り海外に依存しない自立した独立国家を目指すという、ある意味「国防」の鍵も内包している、と言っても過言ではないと思います。

 そんな細かい話をしていると、「支那産を止めよう!とか言いながら、日本産を中心に使っているとはいえ緑提灯加盟店には中国料理店もあるじゃないか!」と、イデオロギー色溢れる突っ込みを頂きそうなのですが(笑)、食べものや料理方法自体に罪はありませんので、信頼出来るか出来ないかはそれぞれ直接行ってみて頂いて、判断して頂いた方がよろしいかと思います。

 歳徳会では一つの理想論を述べているのであって、我々は身近で出来る範囲の事からコツコツと、なおかつ「楽しく」食で国益に貢献できればそれで良いと、現実的にはそう思っています。食べる事は人間の楽しみの一つでもあるのですから、楽しくなくてはいけません。そして美味しく安全な食べ物は人間の心を豊かにし、情緒を安定させます。

 それと、見分けがつきにくいのですが、「中国料理」と書いている看板でも、中身が台湾料理を作っていらっしゃるお店もありますので、その辺りは色々探してみて下さい。

 (この項は続きを書くかも知れません。)


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☆歳徳会の活動趣旨とバナーの公開

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歳徳会バナー(大)

 昨年11月から粛々と活動を開始しました、「歳徳会(さいとくかい)」ですが活動の趣旨に賛同くださるブロガーの皆様がこれまでに13ブログとなりました。

 この場をお借りして厚く御礼を申し上げたいと存じます。

 そもそも歳徳会がなぜ生まれたのかという事ですが、「歳徳会」発足の元となるアイデアを副会長であるおしゃか氏や、顧問のあきつ氏に提案させていただいたのが去年の夏ごろでした。

 私は常々、今までの政治ブログのようなアプローチだけじゃなくて、一般的にもっと身近な話題をテーマに、日本を見直す活動が出来ないものかと考えていました。

 それまでの政治ブログの話題と言えば、「外交」、「軍事」、「歴史」、「経済」などを中心に少し専門的な予備知識がなければ、少々とっつきにくい話題が多くを占めていました。

 私は常日頃から「左右は関係ないだろ」とこのブログでも言ってきました。右か左かはそれぞれの主観によって変わります。自分の立ち位置を確認してみる事は良い事だと思うのですが、「自分の立ち位置を決め付けてしまう必要は無い」と今でもそう考えています。

 そこで、左右のイデオロギーなど関係なく、広く国民が関心を示すものは何かと考えた時に、やはり「食べ物」ではないかと考えたわけです。日本人の食に対する考え方を再認識する事が、大きな国益・国防へと繋がるのではないかと、考えたわけです。

(※歳徳会は「食の安全を考える会」、「日本食文化」の見直しに特化して発足された会であり、政治的には”無党派”の会です。)

歳徳会の目的≫

  歳徳会の目的はサイトHPでも記載していますが、至って単純です。

・戦後から現在にかけて、食の欧米化に伴って日本人が古来より習慣としてきた『日本食文化』の風化が著しくなっています。歳徳会では日常生活、特に我々が毎日口にする『食』にこだわり、日本食文化の見直しと、現在の危険な食品・食材の廃絶に向けて情報の発信をしていきます。

 これだけです。要するに何でもかんでも好きな物ばっかり食べるんじゃなくてちゃんとした日本食、食べ物を食べようよと言う事です。

歳徳会の目標≫

 歳徳会の当面の目標は、食べ物の「チャイナ・フリー(China Free)」です。

 歳徳会サイトがオープンした数ヶ月後には、早くも支那産の毒ギョーザ事件が勃発しましたが、そのようなテロまがいの事件が発生する前から支那産の食品や農産物、畜産物は危険である事は分かっていたのにも関わらず、我が国は何の具体的な対策も講じず、マスコミも熱心に取上げる事はありませんでした。

 一部の有志が危険性を指摘しているだけに留まり、その声に真摯に耳を傾ける者も居なかったがために、被害者を出すまで日本人はその危険性を知る由も無かったのです。

歳徳会の特徴≫

 歳徳会では危険な食品、食材に対して指摘・批判をしていくだけでなく、安全と思われるであろう食材を取り扱う店舗、企業、外食産業の情報を提供しています。

 すでに、「チャイナ・フリー(China Free)」を宣言している、外食チェーン店や食品メーカーの情報を随時UPしてまいります。

 純日本産を取り扱う店舗・企業に関しては、閲覧者が見やすい様に「都道府県」別に分けて記載しております。

 普段、家族の皆様に安全な手料理を食べさせてあげるという重職を担っておられる主婦(主夫)の方々に参考になればと思います。

 食べ物幕府では、未だに危険性が指摘されている支那産(中国)を使っている企業に対して、その実態を把握するために直接電凸を行っています。ニュースでは報道されない情報ですので、企業の生の声が確認できます。

 以下のメインコンテンツを用意しています。

 ・純国産品一覧表
 (日本国内で製造されている純国産品の食品や製品の一覧表です。)

 ・食べもの幕府(ブログ)
 (安全性が著しく低く、危険と思われる中国産の食材を使っている企業を指摘。)

 ・「真に安全な食とは!?飽食の時代を斬る!」
 (言いたい放題の歳徳会会長dandyのコラムです。協賛の皆様の意見を必ずしも代弁しているものではありませんのでご注意ください。)

 メインコンテンツに関しては、歳徳会副会長のおしゃか氏の超力作コンテンツばかりです。これだけ食の安全にこだわって情報を発信しているサイトも数少なく、貴重なものばかりだと思います。

歳徳会バナーが出来ました≫

 お待たせいたしました歳徳会のバナーが出来ました。

 作成してくださったのは、【八紘一宇】言霊の幸はふ神の国:日本のアイサイさんです。すばらしいバナーのご提供、誠にありがとうございます。協賛ブログ・サイトの皆様に合ったサイズをお使いください。

 なお、お使いになられるに当たり、サイズの縮小拡大はご自由ですが、イメージの改変、縦横比などの変更はご遠慮ください。

 サイズ(140×50)歳徳会バナー(小)

 サイズ(234×60)
歳徳会バナー(中)

 サイズ(468×60)
歳徳会バナー(大)

 サイズ(140×50)
食べ物幕府バナー(小)

 サイズ(234×60)
食べ物幕府バナー(中)

 サイズ(468×60)
食べ物幕府バナー(大)




歳徳会は支那製品不買運動に参加中≫

 アジアの真実様提唱の支那産不買運動に歳徳会としても参加しています。歳徳会としては、支那産の中でも特に「食の安全」に関する部分を重点的にクローズUPしてまいります。

支那産不買運動バナー(大)

 その他の詳しい概要はこちらをご覧下さい。⇒アジアの真実

≪歳徳会の由来≫

 本エントリーの最後として、歳徳会(さいとくかい)の名前の由来をHPから。

 本来は「さいとく」ではなく「としとく」と読みます。歳徳神(としとくじん、としどさん)から名前をつけました。歳徳神とは方位神のひとつで、その年の福徳を司る女神です。地域によっては、年徳、歳神、正月さまなどとも言われております。

 毎年正月に各家にやってくる来訪神であると言われ、穀物神として日本の五穀豊穣を祈り、古来から祀られてきた存在です。(詳しくはこちら。)

 日本は森羅万象その全てに神が宿るとする八百万の神の国です。あらゆる安全な国産の食材に感謝申し上げましょう。

(※毒ギョーザなどから日本を守ろう!!日本の食の安全を考える会、歳徳会の活動にご協力お願いいたします。)

歳徳会では協賛ブログ・サイト様を随時募集中です。
 お問い合わせはこちらまで⇒dandyroads@gmail.com

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☆食品より地産池消で日本を救え!

中国製ギョーザ中毒 地産地消に一層力を(紀伊民報)

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 たまには地方新聞も読んでみるものである。普通に真っ当な事を書いている。

〜ここから〜

 お金さえ払えば、たいていのものは食べられる飽食の時代。しかしそれは、外国産の食材への依存と一体の関係にあった。

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件の波紋は、県内にも広がっている。安さが魅力だった中国産食品への不信感が広がり、スーパーマーケットでは冷凍食品の売り上げが激減した。一方でギョーザの具材が良く売れるなど、消費の動向が変化している。

 これからは少々値が張っても、国産の食材を食べたいという消費者が増えるだろう。中国産食材のすべてが悪いわけではないだろうが、消費者は今後、価格や手軽さ以上に「安全」を優先するようになるのではないか。

 とはいっても、日本の食料自給率は39%(2006年暫定値)で先進国では最低レベル。和歌山県の食料自給率は30%で、さらに低い。梅とミカンの栽培が盛んで、魚介類の水揚げが豊富な紀南地方でも、高齢化、過疎化で耕作放棄地が増える一方だ。

 半面、豊かな自然の恵みを生かした農村の食文化に、都市部の人が注目している点も見逃せない。相次ぐ食品偽装事件などで消費者の食への安全意識が高まる中、地産地消や食育への関心が高まり、農村の安全な食材を買い求める客が増えている。各地の産品直売店は活気にあふれている。最近は、紀南巡りの観光バスが産品直売店に横付けするケースもある。

 県も農山漁村の民家に宿泊、農業や漁業を体験できる「農家民泊」の取り組みに力を入れている。田辺市では、地元の食材を生かした「田辺の駅弁」を選定、紀伊田辺駅でテスト販売している。「紀州田辺のあがら丼」や郷土物産の詰め合わせセットなどで地域の「食」を売り出し、観光振興につなげようとする動きも始まった。

 田辺市上秋津では今秋、農業法人が農業体験宿泊施設をオープンさせる。貸農園や「オーナー樹」制度もあり、早くも県外の人から問い合わせがあるという。

 学校給食にも、生産者の顔が見える安心・安全な食材を使おうという動きが強まっている。

 白浜町では4月から、すべての小中学校で地元産の米を使う。すさみ町では、地元生産者団体と契約して地元の野菜を給食に使っているが、町のシンボルである「イノブタ」を主食材にした給食を1月に町内全小中学校で初めて実施した。田辺市城山台の給食センターでも、地元生産者が出荷した野菜を増やしていくという。

 こうした動きに呼応して農産物の自給率を高め、供給体制をいかに整えるかが今後の課題である。

 梅業界では、今回の騒動で国産志向がより強まりそうだ。いまは安い梅干しが売れているため、今後、中国産に代わって国産低級品の在庫が不足することが考えられる。メーカーにとっては一大事だが、需要が低迷しているブランドの「紀州南高梅」を売り込む好機でもある。生産者や加工業者には、安心・安全の取り組みをより徹底してもらいたい。

 今回の中毒事件は食品業界に計り知れない影響を与えた。しかしそれは、地方にとっては農水産物を売り出す好機である。行政や農協が先頭に立って、生産者のやる気を引き出し、安全な食材を提供する施策を進めてほしい。(H)

紀伊民報より

〜ここまで〜

 今、このタイミングで政府がやらなければならない事は、支那産食品や農産物の輸入縮小と同時に地方レベルで”地産池消”が出来る、”食の循環”の整備だ。

 まだわが日本はコメの自給率は100%あたりを維持しているし、農産物でも野菜に関しては80%代の自給率をキープしている。

 食品の検査体制を強化させることは全くの無意味ではないが、それは根本的にわが国の自給率回復につながる事はない。ポイントなのは、

 ・伝統的な日本食に基づいた食育の徹底
 ・地産池消を基本に、地域の特産物を余すことなく全国で循環させるネットワーク体制

 この2点を行うだけでかなりの効果が期待できるのは間違いない。

 私は大阪在住だが、機会がある度に農家の方々が丹精込めて作られた新鮮で安全な野菜を市場とさほど変わらないか、もしくは安い値段で頂いている。

 その野菜には誰が作ったか名前まで記載されている。お互い顔の見えるやりとりのなかで自然への有難さと、農家の方々への感謝の念が自然にまた湧いてくる。

 そして、そんな野菜中心で作る鍋がまた格別に旨い。この冬場の寒い時期に小一時間ぐらいヒーターをつけなくてもそれだけで十分に暖をとれている。

 このような何気ないやり取りも、日本という”家”に住む我々日本人が飽食の時代に忘れている食育の一つでもあり、五穀豊穣を祈り続けてきた神々の国「日本」なのではないだろうか。

 そんな難しい話じゃない。

 科学技術が進んでいる現代で一番理想的な食生活は何だ?と言えば、精白していない穀物を主食に、季節の野菜や海藻、小魚などを中心とした食生活を送っていた元禄時代の日本食である事が、1977年にマクガバン・レポートが発表された後の様々な米国研究機関などで結論づけられている。

 当時民主党の上院議員だったジョージ・マクガバン氏が発表した「マクガバン・レポート」との結論として、「多くのアメリカ人が罹患・死亡している、ガンや心臓病、脳卒中などの病気は、現代の間違った食生活が原因になって起こる食原病であり、この食生活を改めなければいくら病院が増えても、問題を根本的に解決する事は出来ない。」と述べている。

 これは増え続けている生活習慣病が「米国は戦争ではなく、病死で国が崩壊するのではないか」という事をフォード大統領が懸念した事からこの調査は始まっている。

 これはジョージ・マクガバンが独自に調査したものではなく、当時のフォード大統領の命を受けて栄養問題特別委員会が設置され、その委員長としてマクガバン氏が任命された。そして、
あらゆる国の医師、生物学者、栄養学者などの専門家3000人以上が集められ、アジア・アフリカ・中近東などの低開発国なども含み、あらゆる国の食生活や罹患する病気の傾向などを詳細に調査し、5000ページにも及ぶ報告書としてまとめられたのが「マクガバン・レポート」である。

 このレポートのよって、それまで若年層には無縁とされ「成人病」と言われていたものがのちに、「生活習慣病」と言われるようになったのであるが、アジア・アフリカ・中近東などの低開発国では、過去はもとより、現在に至っても「生活習慣病」と言われる病気に罹患する人が著しく少ないという事実が判明したのである。さらには、「肉・卵・牛乳などの動物性蛋白質は摂取しない方が良い、もしくは食べてはならない」という表現をも付け加えているが、これは後に畜産業界からの大変な圧力を受けて、「なるべく食べない方が良い」という当たり障りのない表現に修正されている。


 そしてこの報告書に基づいて米国厚生省はそれまでの「薬事行政」一辺倒だった現代医学、対症療法オンリーから大きく政策転換し、農務省・保険福祉省・国立衛生研究所やハーバード大学、カリフォルニア大学、スタンフォード大学などの医学部などでも研究を進め、国民の食生活から根本的に見直す「健康行政」に切り替えて行くのである。

 
皮肉にも、ファーストフードまっしぐらだったはずの米国が日本食の重要性に気づき、政策の方向転換を行っている中で、我々日本はその逆に「食の欧米化」へまっしぐらになっているのである。常々私が、「欧米の日本食ブームはただのブームじゃない、彼らは自国の国益を優先している結果そのようなブームになっているのだ」と口が酸っぱくなるほどに言ってきた理由のひとつである。

 なぜ日本の研究機関でも分かる事を米国からの情報で気づかされなくてはならないのだと、腹立たしさを感じざるえない。それだけ我が国の「食育」政策は有言不実行な面が多々あるという事も言えるのではないか。

 ここまで話が及べば勘の鋭い方はお気づきだろうと思いますが、なぜ米国があれほどまでに日本へ牛肉を輸出したがっていたのかが理解できるのではないでしょうか。小泉内閣は「食育」の重要性に着眼したまでは良かったが、結局米国の圧力に屈して、日本人の生命よりも米国のご機嫌取りを優先させたのである。

 「アメリカ産の牛肉を買わなければ、我々はトヨタもホンダも買わないぞ」と。

 BSE問題でプリオンがどうだから健康に影響がなどと報道されていたが、そんな事が問題の根源では無かったのである。マスコミにしてやられたのか、そこまでの取材能力が無かったのかは定かではないが、結局我々はまんまと騙されていたと言っても過言ではない。

 この事を踏まえながら、昨今の毒入りギョーザテロ事件での支那(中国)と日本政府のやり取りを見ていて改めて感じるのは、「支那と米国、両国とも”恫喝外交”を日本に対して公然と行っている」という事である。己の国益に帰すならば力を持ってしても自国の理を押し通すいわゆる”ヤクザ国家”そのものと我々日本は戦前から、戦後、現代の今の今まで付き合わされているのである。

 国内で消費される6割以上とも言われるの食材・食品を米国・支那(中国)に頼っている我々日本が一番ダメージを受ける報復の一つとしてあげられるのは、「兵糧攻め」であるのは間違いないだろう。これは銃を用いず、戦わずして勝つにはうってつけの戦法である。これまた皮肉にも古来から支那に伝わる兵法書に合理的に相手を屈服させる計略の一つとして記されている。

 なぜ私がおしゃか氏(「おしゃか日記」、「食べ物幕府」主宰)やあきつ氏(「はらぺこ おばけ」主催)にご協力頂き、微力ながら「歳徳会」という組織を立ち上げるに至ったのか、その理由の一端をご理解いただけたら幸いです。(より詳しい論考は歳徳会サイト内のdandyのコラム〜真に安全な食とは!?飽食の時代を斬る!〜をご覧ください。)

 当面の目標としては支那産の危険性を訴えるため、「チャイナフリー」を推進していますが、それだけではなく純国産の食材を使う外食店情報や、国産の食材のみを取り扱っている企業や店舗などの情報を都道府県にまとめた見やすい情報などを発信しています。

 歳徳会(さいとくかい)は政治的には全くの”無党派”な集まりです。「食の安全」だけに的を絞り、我々日本人に有益な情報の発信源となるようなサイトを構築できるように活動しています。

 現段階で特に賛同者の方々へ具体的な活動をお願いするような事はありませんが、ブロガー、ウェブサイト管理者、どなた様でも歳徳会の活動趣旨にご理解、ご協力頂ける方は、

 info@saitokukai.com

 もしくは、

 dandyroads@gmail.com
 
 までご連絡ください。

 ご連絡いただけましたら、歳徳会リンクページに協賛者として貴ブログ、もしくは貴サイトへのリンクを掲載させて頂きます。

 今後とも当ブログとはまた
別に、歳徳会をよろしくお願いいたします。
 
 (当初から賛同者募集の呼びかけは、ご紹介や直接サイト運営者の方へメールなどでお願いしており、当ブログエントリーでは表立ってお願いしないつもりではいましたが、昨今の状況が状況だけに危機感が一層強まって参りましたので呼びかけさせて頂く事にしました。)

日本の食の安全を守ろう!歳徳会の活動に皆様のお力添えをお願いいたします。

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