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日本の緊急援助隊は煙たい? 住民歓迎も軍は「メンツが…」(MSN産経)
「(一棲)両雄並び立たず」とは、支那前漢時代の歴史家「司馬遷」が記した『史記』の中で、楚の項羽と漢の劉邦(後の漢初代皇帝、高祖)が覇権を争った物語からの諺である。
辻褄が合わず、論理が一貫しない事を指す意味があり、二人の英雄が同じ所に居ても並び立つ(≠共存)事は出来ぬから、どちらかが先にやらねばならないという、非常にドライで現実的な諺だと言えるだろう。
上記リンク先記事によれば、人民解放軍が捜索し終えた場所、救助が無理だと判断した場所、土砂に埋もれて救助が不可能と判断した小学校などに、日本の救助隊を行かせているという。
にも拘らず、人民解放軍からは「そんな場所で日本隊に生存者を救出されたらこっちのメンツが丸つぶれだ」等という浅ましい感情が湧き出ているという。
支那人民からすればいつも「小日本鬼子」だと思っていた日本人によって命を救われている現実を目の当たりにすれば、神が舞い降りてきたかのような心境に変わるのも無理はない。真っ黒色だったと思っていた生地に穴があいて白色が見えるほど目立つものはないということだろう。
しかし、この期に及んでもまだ「メンツ」に拘っている人民解放軍には、この状況で人命救助よりも大切な何かがあるのだろうか?人民解放軍とは名ばかりで、いっそのこと「人民放置軍」と名前を改名すれば良いのでは?などど皮肉も言いたくなるような記事だ。
支那国内においては、人民解放軍が活躍している報道がされていが、この産経の記事の通りならば支那政府(中国政府)と地方の人民解放軍との溝の深さを再認識させるに十分な出来事ではないだろうか。
どちらが率先して先に人命救助をやらねばならないかと言えば当然「人民解放軍」であるが、日本の救助隊に手柄を取られてはならないと足を引っ張り、それでも手柄を取られる事を妬むようでは、両雄並び立つ以前の問題だ。
日本がこんな支那とアジアの両雄などと並び評されるのであれば、英雄でなくても結構だと私は激しく思うのである。
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