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変色した肉を削り混入の疑い、ミンチ用で 飛騨牛偽装問題
(MSN産経より)
〜引用開始〜
岐阜県養老町の食肉卸販売業「丸明」(吉田明一社長)が等級の低い肉を同県のブランド和牛「飛騨牛」として販売したとされる問題で、同社がミンチ用の肉に消費期限切れの肉を混ぜており、緑色に変色した表面を削り、古い肉であることが分からないようにしていたと元工場長が証言した。
農林水産省や県も既にこうした証言を得ており、同日も立ち入り調査を続け詳しく調べている。
元工場長の説明によると、同社では小売店などがミンチ肉に加工するため、ホルスタイン種のすね肉を5センチ四方のサイコロ状に加工し、10キロの箱詰にして出荷していた。
消費期限ぎりぎりだったり、数日過ぎたりした肉について、吉田社長は「今日のに混ぜておけ」と指示したという。古い肉は「表面が緑色に変色していた」(元工場長)ため、従業員が表面を削り、一箱に数百グラムほど混入して出荷していたという。
〜引用終了〜
スーパーにテナントとして入っている肉屋で2年弱ほどバイトをしていた経験がある知人から詳しく聞いた話によると、そこで行われていた実態は、このニュースの内容とさほど変わりがない事を堂々と店長の指示で行われていたとの事です。「店長の指示だった」との事ですから、恐らく会社全体で組織的に行われていたと思います。
その内容をまとめました、以下をご覧下さい。
≪とある食肉業者の実態≫
そのテナントの肉屋には、牛・豚・鶏を解体して各部位ごとに小分けされたブロック状態の肉が本部から運ばれてきます。もちろんこの時は真空パック、冷凍、もしくは一酸化炭素ガスが充填された状態で入荷されてきますから、比較的新しい肉の状態で運ばれてきます。
その日にブロックから加工(薄切り、焼き肉用などに)された肉が売れ残った場合は、「リパック」と言って次の日にもショーケースに並べるために、加工年月日を次ぎの日に打ち変えて再度売り出されます。つまり、加工月日の偽装と言える行為です。
その肉がまた売れ残り色が変わってくる、もしくは少し臭いが出てきた場合は「味付け焼き肉」として再度「リパック」され、加工月日を打ち変えて販売されます。タレに漬け込む事で色と臭いを誤魔化せる上に、加工日まで変更して販売されます。
この段階まで辿り着いた「肉」は、最初加工された日時から最大でも1週間ほど経過している物も少なくありませんでした。その事を従業員はもちろん知っていますからそんな肉は当然食べる訳がありません。
ミンチ肉は、「ミンチ肉用」という肉のブロックは存在せず、あらゆる部位(内臓以外)がスライスや焼き肉用として切り残った物を寄せ集めて作られます。鶏や豚のミンチはさすがに色で分かる可能性がありますから、極端に変な物を混ぜる事はありませんでした。当然これらも売れ残れば「リパック」の対象になります。
そして、その店では「国産牛」銘柄と「和牛」銘柄、「松○牛」銘柄と牛肉は分類されていましたが、その判別は実にいい加減なものでした。
国産牛として入荷されてきた肉でも、牛肉のいわゆる「サシ(霜降り)」が入っている比較的見た目が綺麗な部位が見つかると、「高級感があり、和牛っぽい」という理由だけで、「和牛」ラベルが貼られて陳列されます。
これは「松○牛」判別でも同じ事がされていましたが、霜降り加減が良い状態の物であれば、単なる国産牛であっても「松○牛」として平気で店頭に並べられていました。産地偽装どころか肉の種類までもが偽装されていたという事です。
**ここまで**
あくまでも一部の実話ですから、日本の肉屋が全て上記のような事を行っているという訳ではない事は言うまでもありませんが、その関係の業種で働いた経験のある方なら心あたりのある方もいらっしゃると思います。
肉屋に限らず少しでも不正行為を行っていた時期がある業者や企業は何時バレルか冷や冷やしていることでしょう。この所内部告発が頻発していますから、明日は我が身だと腹を括らなければならない事は間違いありません。
しかしながら、以前から肉食を中心とした旧来の「欧米型食生活」は、ガン・糖尿病・心臓病などの生活習慣病を誘発する原因の一つとなると、様々な医師が指摘している事である上、非常に生産効率の悪い肉食は日本の自給率を考える上で出来る限りしない方が賢明です。
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今回、また支那産のうなぎを国産と偽り荒稼ぎしていた悪徳業者や、飲食店の食材使い回し…。
『もったいない』の精神は素晴らしいのですが、消費者を欺く業者や店主のモラルの無さは、今の日本の縮図ですね。