≪日本は植民地政策が下手だった!?≫

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中華人民虐殺共和国

 チベット蜂起に関連してあらゆる報道が錯綜している状況ですが、僅かに漏れてくるYou Tubeなどからの映像や、これまで胡錦涛を主とした漢民族同化政策(この同化政策は日本が戦前に行っていた同化政策とは根本的に異にするもの)による残虐性を見ても、人民による共産共和国を創りあげるという理念には程遠い物だと誰しも理解できる事だと思います。

 チベット地方はウランが採掘出来る場所でもあり、核実験場としても支那にとって重要な戦略的拠点であることは軍事専門家でなくとも皆様ご承知の通りだと思います。

 通常、植民地政策は経済的支配・精神的(宗教的)支配・搾取・弾圧が主な政策であるが、支那はこれらに付け加えてチベット人の血を漢民族の血で洗い流し、子々孫々までその血統が受け継がれないように「民族浄化政策」をも同時に行っているのである。

 これらは支那地方において昔ながらの伝統的な侵略の手法であり、奴隷貿易を行っていた時代の西洋諸国の植民地政策と同レベルと言っても良い残虐性を兼ね備えている政策であると言える。

 有名な三国志では南蛮の平定という大義名分で、諸葛孔明が南蛮王と戦い劉備軍側が勝利して南蛮王を捕らるのだが、劉備軍に心服していないとみるやすぐさま解放し、また戦うという行為を何度も繰り返し最終的には心服させたというエピソードがある。まさに「力」のみではなく、「心」をも掴み取った諸葛孔明の武勇伝である。(あくまでも「三国演義」という物語の中での話。)が、しかしそんな気概溢れる小話を作れる支那の現実はそれとほど遠いようだ。

    ◆

 村上龍「そもそも中国からの独立がいいことなのか?」
 (3月25日更新のMSNサイト「龍言飛語」のビデオ映像から)

 村上氏が述べている事を要約すると以下の通りである。

 ・キューバは独立が一番遅く、スペイン(宗主国)の植民地支配を受けて整ったインフラを獲得し、革命を経て発展することが出来た。だから民度が高い。

 ・軍隊が居ることでお金が落ちるから、教育などのインフラも充実できた。

 ・植民地でないと宗主国からの援助が受けられない。

 ・チベットは中国の支配を受けていて何故マズいのか?

 ・日本は「植民地経営」が下手であった。イギリスは「植民地経営」が上手い。

 ・インドはイギリスの植民地搾取政策を受けて治安を維持することが出来た。

 ・チベットが独立したら中国からの援助は受けられない。

 ・独立したら、地域の反乱どどう納めるのか?チベット政府はどうするのか?

 ・独立がすべて大前提的に良いことだと思っているのは間違いだ。


 つまり、こういう事のようだ。

 「チベットは支那(中国)から今の時点で独立しても何も得することはない。宗主国である支那(中国)の言うことを聞いて大人しくしている方が将来的にも良い。西洋諸国流の帝国主義、植民地政策は良い面も多々ある。それに引き替え日本が過去に行っていた植民地政策はダメだ。」

 この村上龍氏が言っていることは単なる、「西洋帝国主義賛美論」ではないだろうか。果たして日本は植民地政策において下手であったと言えるのだろうか。

 日本は台湾に1899年から、道路、鉄道、水道、台北の下水道、港湾などのインフラ整備を開始し、内地と同レベルに近い教育も受けられるようにした。その年の投資額は、日本国家予算の約1/5(当時で4,000万円)であったという。

 1910年に併合した朝鮮半島に対するインフラ整備などに使われた額は、日本の国家予算の約1/3とも言われており、近代の費用として換算すれば約16兆円もの莫大な予算が費やされていた。

 この頃の日本は、台湾や朝鮮半島に対して従来の西洋諸国の様な「植民地搾取政策」ではなく、完全に内地と同レベルのインフラを整備する「内地の延長主義」を取っている。赤字覚悟で日本は列強に立ち向かう為の国作りを内地含めて精力的に行っていたのである。(朝鮮半島に関する詳細は、当ブログ右サイドバーの「歴史と国家、雑考」サイトを参考にしてください。)

 李登輝氏(前台湾総統)は、「日本統治は台湾にとって大きな転換期。日本が残した教育と人材は、戦後の台湾工業化の基礎になった」、「日本人は蒋元総統の『以徳報怨(徳をもって怨みに報いる)』との言葉と戦後 賠償の放棄に感謝するが、(国民党政権が戦後)台湾で接収した日本時代の資産は、工業インフラや不動産など、賠償以上の価値があった」と述べている。

 見方によっては日本のような本国と同等に扱う植民地政策よりも、イギリスやフランス、オランダなどが行っていた搾取型植民地政策が日本に取っても経済的に良かったのかもしれない。しかし、李登輝氏が述べているような評価は得られなかっただろう。台湾では高い評価を得る事が出来たが、朝鮮半島に関しては結果的に全くの失敗だった。骨折り損のくたびれもうけとはまさにこの事だ。

 なるほど、村上氏の頭の中では「支那が統治するチベット」という現状を維持すれば、将来的にキューバのような民度の高い国へと変貌する事が出来るから良く考えなさいという事らしい。

 それをチベットに行ってチベット人の前で堂々と言ってみろ。

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