核議論の前に改めて肝に銘じておかなければならない事がある≫

 (※以前UPしたエントリーの再掲です。)

原爆投下 持つか持たないか、どうするか議論する前に最低限抑えておかなければならないことがあります。

 それは、『を持つには、持ったら、そして使用すればどのような事態になるのか』という事です。

 これはを実際に実用できる段階まで持っていくのに、日本は核実験自体を何処で行うのかなど問題も出てくるわけです。核実験による、自然や人体への影響も考えなければならない。そして一体何処で保管するのか。保管場所の防衛強化も必要になる。

 ただ単に相手が持ったからこちらも持たなくてはならないと言う端的な論法に関しては、ここは日本であり北朝鮮ではないのでまずありえない。

 そして実際に使用すればどうゆう事になるのか。

 これ以下のリンク先は非常に刺激の強い画像が有りますので、心して、注意してご覧ください。(心臓の弱い方はご遠慮ください。)

 原爆被害の記録

 広島原爆写真館

 1945年8月6日午前8時15分に、米軍のB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」により、原子爆弾「リトルボーイ」が広島に投下された。これにより、一瞬のうちに約14万人が死亡し、市街はほぼ壊滅状態となった。 その後の被爆死亡者を含めると推定30万人もの死者を出した。

 この歴史的悲劇から目をそむけないために、犠牲者の霊を慰め、世界平和を祈るために、毎年広島市では原爆慰霊祭が行われている。

 今年もやはり黙祷を捧げた。亡くなった人数自体は第二次世界大戦全体から見れば多くはないのだろうが・・・やはり今年も広島に向かって黙祷していた。

 原爆爆発の熱線による表皮が炭化するほどの重度の火傷を負った者、熱線による建物火災などの二次災害での焼死、爆風によって飛散した金属やガラス片等での重傷、爆風によって吹き飛ばされ建物に打ち付けられて死亡、体への強い衝撃により眼球や内臓が体外に飛び出すといった状態のものもいた。そして二次被爆、放射線症、胎内被曝、精神的影響など長期に渡って苦しめる原因となった。

 いろいろ考えるのだがやはり何年経っても「日本に降伏を促すために投下した」と言うのは受け入れがたい愚見である。

 広島に居た人たちを目的達成のために(原爆威力実験、日本の戦争降伏など)殺して日本政府に要求を受け入れさせる。

 家族を人質に取った凶悪犯と同じではないか、目的が達成されるまで人質を殺し続ける大量虐殺にほかならない。当時の米国によるただの殺人行為である。

 しかし、その米国に至っても第二次世界大戦以降は一度も使っていないし、核兵器を持っている国に対しては戦争すら仕掛けていない現状がある。

 果たして、日本は実際使えるのか?

 その答えは限りなく『使えない』に近いだろう。

 当時米国が原爆投下した本当の狙いはなんだったのか?誰が仕組んだのか?その答えの一部が下記のサイトでUPされております。

 「原爆ホロコースト」の実態

 この世界歴史の真実は未だに語るのもタブーとされている者に支配されている事を頭の片隅に記憶して頂きたい。我々日本もその輩どもの手のひらで踊らされている一部の人種に過ぎないのかもしれない。

 これは今回核実験を行った北朝鮮や、米国、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ等の各国も然りである。

 私は核議論の話をする上で実際に被害に遭われたか方々のことをまず最初に思い浮かべるようにしています。これが日本人自身の核に対する認識の原点であると思います。そして自己暴走を止める自己抑止力となると考えています。 非常に重要な事です。これを抜きに云々は語るべきではないと思います。バランス感覚が重要だと思うのです。

原爆で亡くなられたすべての被害者の方々へ黙祷。
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