≪日本の防衛力は?果たして今のままで良いのか?≫
北朝鮮に対する核抑止力に関して結論から言えば『核を持つしかない』である。
これはどの国であっても同じ事である。
しかし、日米安保が効いている内は間違いなく日本に対して核は打てない。
打ってしまえば即座に米国から核の報復を食らうだろう。これはどの評論家でも規定路線の解説である。
だがやはり安心できないのがノドン弾道ミサイルで、すでに200基もの数を完成させているし、テポドンミサイルは発射実験の成功により完成の日の目をみた。
これを何基もっているか把握できていない状況でもある。
問題なのは北朝鮮の核実験における次のステージで、核を弾頭に搭載できるか出来ないかまで話は及んでいるのである。
もし仮に弾道ミサイルを発射した場合、現在の日本防御体制はどのようになっているのか。
まず米国の早期警戒衛星と日本の情報収集衛星でミサイルの発射とルート・位置などを確認し、ロケットエンジンの燃料が終わって大気圏外を飛行中に打ち落とすイージス艦の「SM3」、もしそれで迎撃に失敗したときは日本本土の管制レーダー「FPS-XX」でミサイルを追尾しているので大気圏内で地上に配備されているペトリオット「PAC3」で打ち落とすという2段構えになっている。これが弾道ミサイル防衛「MDシステム」と呼ばれているものである。
イージスに搭載されている「SM3」、湾岸戦争で使用されていた「PAC2」の改良型「PAC3」も改良を加えるごとにミサイル撃墜確率は80%〜90%と言われているのでかなりのものである。
しかし色々調べていくとどうも北朝鮮が実験に確実に成功している「ノドン」、実はあまり精度がよろしくないようなのである。
実際、湾岸戦争でイラクがイスラエルに対して発射したスカッドミサイルは計39発であったがイスラエル側の被害は死者14人、負傷者226人にとどまったと言う。
ノドンはスカッドよりもさらに精度は落ちると言われているので狙ったところに必ず確実に落ちるというわけではないようである。
しかし、その精度の悪さゆえに逆にどこに落ちるかわからない怖さもあるのは確か。
北朝鮮が保有しているミサイルの射程距離は以下の通り。
スカッドミサイル 約500km
ノドンミサイル 約1300km
テポドン1号 約1500km
テポドン2号 約3500〜6000km
(最新のスカッドミサイルでも飛距離が伸びて1km越すものが出来てきているらしいので、今後も更なる注意が必要。)
イージスのSM3で打ち落としもらしたミサイルを地上で迎撃するPAC3だが射程距離が20km〜30kmしかなく、現在配備されている箇所は日本国内では16箇所にとどまっており、主要都市にしか配備されていないのが現状である。
しかもこのMDは金がべらぼうにかかるそうだ。基本的な整備だけでも1兆円、ちなみに日本の国防費は最近5年間では年間約4.9兆円でその中から実際軍事装備の資金として使用できるのは18%程度で約1兆にも満たない。
それをすべてMDに対して充てられるわけではないので実際はもっと少なくなるだろう。
そして、PAC3が設置されていない地方都市に運悪く着弾した場合、何万人単位での死傷者は免れない。
≪核弾頭ミサイルによる極東の不安≫
北朝鮮から見ると日本全土は約1300kmですべての領土が射程圏内に入る。
という事は実際の脅威となるミサイルは『ノドン』と『テポドン1号』であり、テポドン2号は先の実験で失敗に終わっているので国家の危機にさらされているのは極東において『日本』だけなのである。(韓国もさらされていると言う人も居る)
先のミサイル発射実験も核実験も米国への圧力だけでなく日本の拉致問題に対する圧力の意味も当然含まれており、拉致問題は核実験とは直接的に関係が無いという左翼の方がいらっしゃるがそれこそ論外である。
それらを踏まえて実際北が打てるか打てないかどちらにしても己の外交交渉を有利に進めるがために、核開発を行っているのは眼前明白な事実。
北朝鮮が核弾頭を搭載した『大量破壊兵器』を保有したと確定されれば、6者協議においても今まででも散々苦労している拉致問題が一層解決困難になるのは間違いようの無いシナリオであろう。
≪日本として主体性を持って北朝鮮に対抗する≫
上記のように北朝鮮のミサイル状況と日本の防衛状況を把握した上で、
先のエントリーで述べたように日本は核を持てない、打てないのならどう防衛すればよいのか。
何か日本独自の最新兵器はないものなのか?
兵器としての威力を考えて、結論から言えば『核』に勝るものは『核』しかない。
そして北朝鮮には日本人拉致被害者もいる、北朝鮮が憎いからと言って米国が日本に対して行った都市爆撃のような残虐非道な攻撃は出来るわけが無い。
そして核弾頭の移動式発射台を叩くのは弾道ミサイルでは非常に難しい。
そこで『弾道ミサイル』が発射される前に敵基地攻撃でき無い物かと考えると、日本の自衛隊の戦闘機には敵の戦闘機を撃墜する能力をもっているものの、敵のミサイル基地を攻撃できるような対地ミサイルもなければ、トマホークのような巡航ミサイルも持っていない。
現状のままであれば敵に撃たれたら防御するしかないのである。(専守防衛云々に関してはてっくさんが詳しくエントリー上げていたのでそちらを参照下さい。)
まず国内のMD整備は急務である。いま急ピッチで進められているところである。(追記:これに関しては弾道ミサイルには全く効果が無いとの指摘もあるので再検討の余地有り)
次に軍事基地など叩くために巡航ミサイル『トマホーク』を用意するべきである。
一応MDシステムとトマホークがあれば『弾道ミサイル打っても無駄だよ』と核兵器とまでは行かないまでもある程度の抑止力は期待できる
トマホークを有効に活用するためには日本の頼りない情報収集衛星はもっと改良されて、米国の衛星能力並みにする。実際的基地を攻撃するにはそこにあるという正確な情報がもちろん必要である。
そして空軍の海を渡って他国を攻撃する能力の一つである「外征能力」の向上をはかるべし。航続距離をあげる。
例えば自衛隊の支援戦闘機「F-2」は、830kmの戦闘行動半径を持っているが、主な任務は日本本土に迫る敵艦を対艦ミサイルで撃破することであり、敵国まで進入してミサイル基地を叩くようなことは出来ない。空中給油の整備も行い、世界トップクラスの防空戦闘能力を持つ「F-15」をはじめとし、各戦闘機に対地ミサイル攻撃能力を持たせる。
日本の防空戦闘能力と対潜水艦戦能力は世界でもトップクラスでありこれは北朝鮮に対してももちろん有効である。制空権、制海権を取られることはまず無いと見てよい。
実際に大規模な地上部隊を上陸させる揚陸戦能力を陸上自衛隊は有していないので、他国を侵略する意図が無いことはこれで証明できる。実際他国を占領下に置くには陸軍部隊の働きが必要である。
そしてこれが大きな課題。日本は北朝鮮と違って人命を大事にするので自衛隊員の被害も最小に抑えなくてはならない。
それを将来担うかもしれない研究中の自衛隊新兵器が『UCAV』無人攻撃航空機である。
これは何かと言えばいわゆる『ラジコン戦闘機』の事で、イラク戦争で米軍が情報収集のために陸軍、海兵隊で使っていた『UAV』無人偵察機がさらに進化したものである。
もうすでにラジコンサイズからセスナサイズのものまであり、上空1万メートルを飛行する事も可能になったという。
従来の技術であれば有人戦闘機なみの攻撃力を持つことは不可能と言われてきたが時が経つにつれそうでもなさそうになっている。
■[UCAV 無人攻撃航空機 概要]
メリット
・無人である為、人的被害をほとんど考慮しなくても良い。
・UCAVの機体そのものが有人戦闘機と比べコンパクトで安価に製造できる。
・人間の限界を超える20Gから30Gもの高機動飛行が可能。
・空中給油によって長時間のフライトが可能になる。
・人間が乗るのを考慮しなくてもよいので余計な装備が不要になる。
・それによって従来のステルス性が格段にUPする。
・スクラムジェットエンジンの搭載によりマッハ5〜8の飛行が可能になった。
(ミサイル発射後、即座に報復爆撃可能となり抑止力として非常に強力)
デメリット
・人的被害が無いので大胆な作戦が可能となる代わりに戦闘を躊躇する抑止力が弱まる。
(悪意を持って攻める側も被害を気にせずやりたい放題空爆できる)
研究が進めば今までの偵察のみだけでなく上記のような空対空戦力を持ち、侵攻してくる敵や敵基地の攻撃に対しても非常に大きな力を発揮でき、核ミサイルに勝ると劣らない抑止力効果が期待できる。まさにSF映画さながらの現代テクノロジーの結晶になるだろう。
こういった現状の正確な軍事力を把握した上で日本の外交や国防戦略を考えるべきであり、核議論だけを掻い摘んで叩く事が全く意味を成さない事を少なくとも為政者は理解しておくべきである。
闇雲に戦争は駄目だ、核議論は駄目だとステレオタイプな人間ほどこういった敵味方の現実的な戦闘力の知識、認識が薄く、海外から見た日本人は危機感がなさ過ぎるとわが国の政治家が言われる所以の一つである。
(さらに詳しい方や皆様からのご指摘、ご意見をコメントお寄せくださいませ。)
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北朝鮮に対する核抑止力に関して結論から言えば『核を持つしかない』である。
これはどの国であっても同じ事である。
しかし、日米安保が効いている内は間違いなく日本に対して核は打てない。
打ってしまえば即座に米国から核の報復を食らうだろう。これはどの評論家でも規定路線の解説である。
だがやはり安心できないのがノドン弾道ミサイルで、すでに200基もの数を完成させているし、テポドンミサイルは発射実験の成功により完成の日の目をみた。
これを何基もっているか把握できていない状況でもある。
問題なのは北朝鮮の核実験における次のステージで、核を弾頭に搭載できるか出来ないかまで話は及んでいるのである。
もし仮に弾道ミサイルを発射した場合、現在の日本防御体制はどのようになっているのか。
まず米国の早期警戒衛星と日本の情報収集衛星でミサイルの発射とルート・位置などを確認し、ロケットエンジンの燃料が終わって大気圏外を飛行中に打ち落とすイージス艦の「SM3」、もしそれで迎撃に失敗したときは日本本土の管制レーダー「FPS-XX」でミサイルを追尾しているので大気圏内で地上に配備されているペトリオット「PAC3」で打ち落とすという2段構えになっている。これが弾道ミサイル防衛「MDシステム」と呼ばれているものである。
イージスに搭載されている「SM3」、湾岸戦争で使用されていた「PAC2」の改良型「PAC3」も改良を加えるごとにミサイル撃墜確率は80%〜90%と言われているのでかなりのものである。
しかし色々調べていくとどうも北朝鮮が実験に確実に成功している「ノドン」、実はあまり精度がよろしくないようなのである。
実際、湾岸戦争でイラクがイスラエルに対して発射したスカッドミサイルは計39発であったがイスラエル側の被害は死者14人、負傷者226人にとどまったと言う。
ノドンはスカッドよりもさらに精度は落ちると言われているので狙ったところに必ず確実に落ちるというわけではないようである。
しかし、その精度の悪さゆえに逆にどこに落ちるかわからない怖さもあるのは確か。
北朝鮮が保有しているミサイルの射程距離は以下の通り。
スカッドミサイル 約500km
ノドンミサイル 約1300km
テポドン1号 約1500km
テポドン2号 約3500〜6000km
(最新のスカッドミサイルでも飛距離が伸びて1km越すものが出来てきているらしいので、今後も更なる注意が必要。)
イージスのSM3で打ち落としもらしたミサイルを地上で迎撃するPAC3だが射程距離が20km〜30kmしかなく、現在配備されている箇所は日本国内では16箇所にとどまっており、主要都市にしか配備されていないのが現状である。
しかもこのMDは金がべらぼうにかかるそうだ。基本的な整備だけでも1兆円、ちなみに日本の国防費は最近5年間では年間約4.9兆円でその中から実際軍事装備の資金として使用できるのは18%程度で約1兆にも満たない。
それをすべてMDに対して充てられるわけではないので実際はもっと少なくなるだろう。
そして、PAC3が設置されていない地方都市に運悪く着弾した場合、何万人単位での死傷者は免れない。
≪核弾頭ミサイルによる極東の不安≫
北朝鮮から見ると日本全土は約1300kmですべての領土が射程圏内に入る。
という事は実際の脅威となるミサイルは『ノドン』と『テポドン1号』であり、テポドン2号は先の実験で失敗に終わっているので国家の危機にさらされているのは極東において『日本』だけなのである。(韓国もさらされていると言う人も居る)
先のミサイル発射実験も核実験も米国への圧力だけでなく日本の拉致問題に対する圧力の意味も当然含まれており、拉致問題は核実験とは直接的に関係が無いという左翼の方がいらっしゃるがそれこそ論外である。
それらを踏まえて実際北が打てるか打てないかどちらにしても己の外交交渉を有利に進めるがために、核開発を行っているのは眼前明白な事実。
北朝鮮が核弾頭を搭載した『大量破壊兵器』を保有したと確定されれば、6者協議においても今まででも散々苦労している拉致問題が一層解決困難になるのは間違いようの無いシナリオであろう。
≪日本として主体性を持って北朝鮮に対抗する≫
上記のように北朝鮮のミサイル状況と日本の防衛状況を把握した上で、
先のエントリーで述べたように日本は核を持てない、打てないのならどう防衛すればよいのか。
何か日本独自の最新兵器はないものなのか?
兵器としての威力を考えて、結論から言えば『核』に勝るものは『核』しかない。
そして北朝鮮には日本人拉致被害者もいる、北朝鮮が憎いからと言って米国が日本に対して行った都市爆撃のような残虐非道な攻撃は出来るわけが無い。
そして核弾頭の移動式発射台を叩くのは弾道ミサイルでは非常に難しい。
そこで『弾道ミサイル』が発射される前に敵基地攻撃でき無い物かと考えると、日本の自衛隊の戦闘機には敵の戦闘機を撃墜する能力をもっているものの、敵のミサイル基地を攻撃できるような対地ミサイルもなければ、トマホークのような巡航ミサイルも持っていない。
現状のままであれば敵に撃たれたら防御するしかないのである。(専守防衛云々に関してはてっくさんが詳しくエントリー上げていたのでそちらを参照下さい。)
まず国内のMD整備は急務である。いま急ピッチで進められているところである。(追記:これに関しては弾道ミサイルには全く効果が無いとの指摘もあるので再検討の余地有り)
次に軍事基地など叩くために巡航ミサイル『トマホーク』を用意するべきである。
一応MDシステムとトマホークがあれば『弾道ミサイル打っても無駄だよ』と核兵器とまでは行かないまでもある程度の抑止力は期待できる
トマホークを有効に活用するためには日本の頼りない情報収集衛星はもっと改良されて、米国の衛星能力並みにする。実際的基地を攻撃するにはそこにあるという正確な情報がもちろん必要である。
そして空軍の海を渡って他国を攻撃する能力の一つである「外征能力」の向上をはかるべし。航続距離をあげる。
例えば自衛隊の支援戦闘機「F-2」は、830kmの戦闘行動半径を持っているが、主な任務は日本本土に迫る敵艦を対艦ミサイルで撃破することであり、敵国まで進入してミサイル基地を叩くようなことは出来ない。空中給油の整備も行い、世界トップクラスの防空戦闘能力を持つ「F-15」をはじめとし、各戦闘機に対地ミサイル攻撃能力を持たせる。
日本の防空戦闘能力と対潜水艦戦能力は世界でもトップクラスでありこれは北朝鮮に対してももちろん有効である。制空権、制海権を取られることはまず無いと見てよい。
実際に大規模な地上部隊を上陸させる揚陸戦能力を陸上自衛隊は有していないので、他国を侵略する意図が無いことはこれで証明できる。実際他国を占領下に置くには陸軍部隊の働きが必要である。
そしてこれが大きな課題。日本は北朝鮮と違って人命を大事にするので自衛隊員の被害も最小に抑えなくてはならない。
それを将来担うかもしれない研究中の自衛隊新兵器が『UCAV』無人攻撃航空機である。
これは何かと言えばいわゆる『ラジコン戦闘機』の事で、イラク戦争で米軍が情報収集のために陸軍、海兵隊で使っていた『UAV』無人偵察機がさらに進化したものである。
もうすでにラジコンサイズからセスナサイズのものまであり、上空1万メートルを飛行する事も可能になったという。
従来の技術であれば有人戦闘機なみの攻撃力を持つことは不可能と言われてきたが時が経つにつれそうでもなさそうになっている。
■[UCAV 無人攻撃航空機 概要]
メリット
・無人である為、人的被害をほとんど考慮しなくても良い。
・UCAVの機体そのものが有人戦闘機と比べコンパクトで安価に製造できる。
・人間の限界を超える20Gから30Gもの高機動飛行が可能。
・空中給油によって長時間のフライトが可能になる。
・人間が乗るのを考慮しなくてもよいので余計な装備が不要になる。
・それによって従来のステルス性が格段にUPする。
・スクラムジェットエンジンの搭載によりマッハ5〜8の飛行が可能になった。
(ミサイル発射後、即座に報復爆撃可能となり抑止力として非常に強力)
デメリット
・人的被害が無いので大胆な作戦が可能となる代わりに戦闘を躊躇する抑止力が弱まる。
(悪意を持って攻める側も被害を気にせずやりたい放題空爆できる)
研究が進めば今までの偵察のみだけでなく上記のような空対空戦力を持ち、侵攻してくる敵や敵基地の攻撃に対しても非常に大きな力を発揮でき、核ミサイルに勝ると劣らない抑止力効果が期待できる。まさにSF映画さながらの現代テクノロジーの結晶になるだろう。
こういった現状の正確な軍事力を把握した上で日本の外交や国防戦略を考えるべきであり、核議論だけを掻い摘んで叩く事が全く意味を成さない事を少なくとも為政者は理解しておくべきである。
闇雲に戦争は駄目だ、核議論は駄目だとステレオタイプな人間ほどこういった敵味方の現実的な戦闘力の知識、認識が薄く、海外から見た日本人は危機感がなさ過ぎるとわが国の政治家が言われる所以の一つである。
(さらに詳しい方や皆様からのご指摘、ご意見をコメントお寄せくださいませ。)
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北朝鮮のミサイルは液体燃料です。 はっきりいって昭和の時代の兵器にすぎません。 先進国のミサイルは固体燃料が当たり前なのですが、北朝鮮には固体燃料を作ることができる職人さんがいないようですよ。わたしたちは職人さんに敬意を表しましょう。