日本人として思ふこと・・・


最近の日本人のアイデンティティーの低下は俗世間のレベルから見ていても情けないくらい低下しているように思えてならない。
そう感じるようになってきたのはWBCの野球日本代表チームの優勝や、オリンピックでのフィギュアスケートでの日本人初、アジア初の荒川静香選手の金メダル獲得など、日本人の活躍が目立ってきてから余計に感じるようになった。


「日本人選手が活躍することが何が悪いことなのか?」ということではない。
世界で活躍する日本人が増えてきて更に日本人としての民度の貧困格差が露になってきたからだ。

戦後の日本は良い意味でも悪い意味でも共産主義的な風潮の中で経済発展を成し遂げ、ある程度の金銭的な豊かさを大多数の国民が共有できる世の中になった。


そんなことは無いという人は私から見れば強欲の塊だ。最近では急激に経済発展を右肩上がりに続けている中国の農村と都市部での貧困格差、今もまだ紛争が耐えないアフリカや中近東地域などの発展途上国などと比較すれば日本国民は何倍もの物欲的幸福は得ていると思う。


それは現在世界の中でもトップクラスのGNPを誇っているのも証明のひとつだろう。
しかしそれは戦後のGHQの占領政策で押し付けられた日本国憲法のお陰ではない。

日本人が本来持っている勤勉に働くことを徳とする心、自分だけの為でなく国の為に思いと必死に働いた日本民族独自の不屈の精神、先人達の努力の結晶であるのは誰も否定できない事実である。

今はバブル繁栄時代にドップリ漬かった大人たちから生を受けて生まれてきた子供達が今おかしくなってきている。
子供が興味本位で子供を殺し、制御出来なくなった子供を親が殺し、子供がその情けない無責任な親を殺している。

怒らない大人、躾をしなかった大人、日本人とはどういう民族かを正確に教えてこなかった国、戦争はいけないことだ、あれはいけないことだ、コレはいけないことだ、ばかりで子供達の物欲のみを満たしてきた現代の大人たちの無責任な教育が今日本に徐々に影を落としてきているようでならない。

コレも共産主義的な思想「地球市民」と言うとてつもなく現実離れしたロボットよりも危険な善悪の判断も出来ない人間を作ってきた、洗脳してきた、洗脳されてきた教育者や社会風潮の結果であろう。


WBCの出場選手は国の為に戦った、特にイチローなどはいつものクールなイチローと違い牙をむき出して日本の勝利に貢献した。

フィギュアの荒川選手は応援してくる、支え続けてくれる家族や周りの人たちの思いに世界の場で自分らしさが溢れる演技でその思いに答えた。

色んな誇れる日本人がまだまだ他にも沢山いる、希望は絶たれていない。
そんな誇れる日本人になれるように国も、家族も、会社も、私たち自身も、意識改革をしていかねばならないと思う今日この頃であった。



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