神々の國へ…

祖國日本は、至誠を貫き、率先垂範して國家を經綸し、國體を護持して、その傳統による叡知と努力を世界に捧げて萬葉一統の理想世界を實現すべき責務がある。(『國體護持』 第六章 萬葉一統より)コメントは神々の國へ・・・(FC2版)へお願いします。


食料・農業関連

食で国益に貢献する!

食の意識改革で国益に貢献!

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 「食で国益に貢献する!」と聞くと、「なんのこっちゃ?」とか、「なんか難しそう・・・」などという声が聞こえてきそうですが、私たちの身近な事ですぐにでも出来ることなのでは、と私は思うのですね。

 私はよく「食べる方」側からの問題点を指摘していますが、せと弘幸氏は「作る方」側の問題点に着眼して興味深いエントリーをUPされていらっしゃいましたので、まだお読みでない方はぜひ一読されてください。

 経済も食糧も、需要が無ければ供給が成り立ちませんし、需要があっても供給が安定・安心できるものでなくてはなりません。双方のバランスが重要だと思います。

 その、「食で国益に貢献」というスローガンの一つとして、まずすぐに出来そうなのが、今や巷では「食べる化学兵器」(from食べ物幕府)と呼ばれて久しい、支那産(いわゆる中国産)を食すのを止める事なのですが、「歳徳会」でご紹介している通り、国内産にこだわった日本企業もたくさん存在まします。

 そして、歳徳会で紹介させて頂いている、日本国内産をこよなく愛する有志ある飲食店の皆様が加盟しておられる、「緑提灯」(歳徳会のリンクからどうぞ)というサイトがあります。

 この中にはいわゆる「居酒屋」という形態を取っている飲食店が多いのが特徴です。少し前に行きました大阪の緑提灯を掲げているお店があるのですが、やはり少し値段は少々普通の安い居酒屋に比べると高めではありますが、野菜一つとっても新鮮なものばかりで、なにも付けずにそのまま頂いてもほのかに甘さを感じるなど、誠に美味なものばかりでした。

 伽草子 (大阪市北区天神橋4丁目6−32 緑提灯星4つ)
 伽草子



 ぜひ行ってみて下さい。たまに私も行くのでお会いするかもしれません。

 (緑の提灯に書いている、星の数が多いほど日本産を使っている割合(カロリーベースで)が多い店です。50%以上から星1つ、60%以上が星2つ、70%以上が3つ、80%以上が4つ、90%以上が5つ、となっているようです。あくまで自己申告制。)

 緑提灯


 この緑提灯プロジェクトで特筆するべき点は、日本産使用の割合を示す「星の数」が、その店主による「自己申告制」であることだと思います。良い意味でこれほどまでに、日本でしか通用しない「倫理感」を揺さぶる取り組みはあまり聞いた事がありません。

 日本国内のJAS法などの規制とは全く一線を引くこのプロジェクトに、「これは粋だねぇ!」と感じるか、「そんなの信用ならねぇ!」と感じるかは人それぞれですが、これ程食べる側に「食の意識」を高めさせるような取組は、既存の官僚脳では生まれてこない発想だといえます。

 つまり、国内自給率の低下は何も政府だけの責任ではなく、我々自身の食生活・食の意識にも問題があるという事でありまして、こんな事を書くとまた喧嘩になるのですが(笑)、「安いから」、「手ごろだから」、「すぐ食べるれから」と言ってファーストフードばかり食べてる若い世代を育ててきた、日本国民である大人にも原因があるといえます。

 私は、マクドナルドや吉野家などの飲食店で食事をする頻度を控えるだけでも、総合的な自給率向上が図れると思います。そう言った視点もありますので、チャイナフリーの後は、食の「アメリカフリー」活動を開始するかもしれません。これらの目的には、非常に信頼の置けない食べ物から日本人を守ることと、食べ物に関しても出来る限り海外に依存しない自立した独立国家を目指すという、ある意味「国防」の鍵も内包している、と言っても過言ではないと思います。

 そんな細かい話をしていると、「支那産を止めよう!とか言いながら、日本産を中心に使っているとはいえ緑提灯加盟店には中国料理店もあるじゃないか!」と、イデオロギー色溢れる突っ込みを頂きそうなのですが(笑)、食べものや料理方法自体に罪はありませんので、信頼出来るか出来ないかはそれぞれ直接行ってみて頂いて、判断して頂いた方がよろしいかと思います。

 歳徳会では一つの理想論を述べているのであって、我々は身近で出来る範囲の事からコツコツと、なおかつ「楽しく」食で国益に貢献できればそれで良いと、現実的にはそう思っています。食べる事は人間の楽しみの一つでもあるのですから、楽しくなくてはいけません。そして美味しく安全な食べ物は人間の心を豊かにし、情緒を安定させます。

 それと、見分けがつきにくいのですが、「中国料理」と書いている看板でも、中身が台湾料理を作っていらっしゃるお店もありますので、その辺りは色々探してみて下さい。

 (この項は続きを書くかも知れません。)


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「食」で国益に貢献する

≪安全な国産食材を食べてますか??≫

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 信頼性の低い支那産(中国産)などの海外産を避け、信頼性の高い国産の消費を促すことは国益にかなうものだ。そしてそれは、日本の第一次産業の活性化にも繋がるはずだ。

 食生活は「利便性」から「安全性」に大きくシフト、gooリサーチ調査

 NTTレゾナント(本社:東京都千代田区)が運営する「gooリサーチ」が2008年8月19日に発表した「食品の安全性に関する調査」によると、食品にまつわるトピックスで、生活者の関心が最も高かったのは「地産地消(地域生産地域消費)」(74.1%)で、最も不安に感じているのは「穀物不足による価格高騰」(85.3%)だった。

 食生活や食習慣で3年前と現在を比較して頻度が変わったのは、増えたのが「国産品」「地元食料品」「無農薬・低農薬食料品」「無添加食料品」「有機栽培食料品」の購入や「家庭での手作り料理」だった。一方、減ったのが「缶詰・レトルト食品」「冷凍食品」「惣菜」の購入や「外食」。手間や時間を省く「利便性重視」から「安全性重視」に大きくシフトしていることが分かった。

 「価格」よりも「安全性」を重視する人の割合は、年齢・収入が高いほど多くなる傾向があり、食料品をまとめ買いせず、食べる分だけ小分けして買う傾向が強かった。こうした購買層では「産地」「鮮度」が良ければ多少値段が高くても購入する傾向もみられた。

 コンビニエンスストアでは「セブンイレブン」、スーパーでは「紀伊国屋」が、最も「安全・安心」のイメージが強く、ナショナルチェーンのほうがローカルチェーンより安全・安心イメージが高かった。プライベートブランド商品とナショナルブランド商品の安全性では71.8%の人が「安全性に差はない」と認識していた。

 調査は日本総合研究所が協力して、「gooリサーチ」登録モニターを対象に非公開型インターネット調査として実施。1059人から有効回答を得た。



 gooリサーチ結果 (No.173) 普段から食料品を購入している生活者1,000人調査
 生活者の食生活の重点は『利便性』から『安全性』に大きくシフト〜「食品の安全性に関する調査」より〜


 これは面白くて興味深いリサーチ結果だと思います。現在の食料品購入における世代・収入別の動向がよくわかりますし、実態経済を部分的に表しているとも言えるデータです。

 このデータを基準にすると、若い世代、特に年収が少なく結婚して間もない2人暮らしの家庭や、一般的にいわゆるニートやフリーター、安い賃金労働者(派遣社員など)などと言われている人が、主に外食や冷凍食品などの手軽で安価な食品を購入しているのではないかととの推測ができます。

 昨日の記事でも触れましたが、ほとんどのスーパーなどの野菜売場から支那産(中国産)が消えているのにもかかわらず、なぜ今冷凍食品などの需要が増えているのかという疑問がこのデータで少し解消されます。

 これも家制度が崩壊し、両親は共働きで家族バラバラで食事を摂るような、いわゆる核家族化へますます進んでいることが弊害の一つであるとも言えますが、やはり原因は食に対する意識の低さと、食品の原材料高が収まらなくて食費がかさむ割には、所得が増えないというスタグフレーション的な状況に陥っているように思います。教育も一因として考えられますが、機会を改めたいと思います。

 食に意識に関してはいつも述べている通り、安易な冷凍食品やファーストフード食の食べ過ぎが問題で、これが後々の生活習慣病を引き起こす可能性を高くしている一つの要因であることは皆様ご承知のとおりです。現在の医学界においても生活習慣病が増えているのは食生活の欧米化も原因の一つだと明確に述べています。

 経済においては私も素人ですが、KNNの遠藤氏も指摘しているように、日本のGDPを高くしている要素は個人消費のはずですが、いまだに内需が活発になる兆しは見えません。

 そこへさらに年金問題や医療費の増大、社保庁の不祥事も重なり社会保障の信頼性が揺らぐことによって、国民は所得を消費よりもさらに貯蓄や民間保険へ回すようになっています。

 平日の昼間などに多く流されている外資系保険会社がいい例ではないでしょうか。

 彼らは昼下がりの専業主婦たちを一生懸命洗脳していますが、これが奏功してくるのと同時に日本の社会保障制度の信頼性が崩壊すればするほど外資保険に国民の所得が回ることになります。

 与党は「住民税は上がるが所得税は下がる、今までと一緒だ」と強弁していましたが、経済が軌道に乗る前に、所得が上がる前に定率減税を廃止していますから、実質これは増税していることになります。

 これでは社会不安に陥ってしまっている時に内需を拡大させるなど不可能であり、夢物語に等しいのではないかと思います。ましてやこの不況時期に消費税を増税するなど、定職を持てない低所得者に「死ね!」と言っているようなものです。

 このブログ独特の私見で提言しますが、定率減税を再開実施するにあたり、健康保険制度の保険料を、「健康で病院へ行かない人ほど保険料を徐々に安くする免除制度」を導入するべきだと考えます。

 これは、違反や事故をしない人ほど更新期間が長くなるという、車などの免許更新と同じような考え方です。ある程度の自助努力を促すべきであり、努力した人には常時の負担率も下げようということです。

 その代りに、もし運悪く万が一事故や病気で病院のお世話になってしまった場合の医療費負担額を、社保・国保を2割負担まで、そして75歳以上のいわゆる高齢者の方々の負担は限りなくゼロにすれば良いのではと思います。

 この制度の利点としては、若い世代からの保険料納付率を高める可能性があると思います。

 つまり、若い20代30代は一般的に病を患う可能性が低く、高齢者に比べて病院へ訪れる機会が少ないため、行かない病院のために保険料を払うのがもったいないと考えている人が多いので、納付率を上げるために少しづつぐらい保険料を免除してやれば良いじゃないかという考え方です。

 これで納付率があがり、健康保険の原資が増えればそれだけ国家予算への圧迫も軽減されるのではないかと思います。支払い能力があるにも関わらず、それでも敢えて払わない人はもちろんいざと言うときに全額負担となり自分の首を絞めることになります。

 これをお年寄りにも適用することによって、元気で暮していればそれだけ負担料も安くなるし、率先して元気になる人が増えれば働ける人や働きたい人の人口も自然に増えることになり、必然的に内需も刺激され税収増が見込めるのではないかと思います。

 シナリオ通りに進めば、現在の医師不足や過酷な労働状況も幾分か改善される可能性も多分にあるのではないか。「病気になった後」の対処ばかりに気を取られるのではなく、まず「病気にならないためにはどうすれば良いのか」ということを、厚生労働省や農水省はもっと考えて頂きたい。

 そして、一層の安全な国産食材の推進が必要であり、日本国民一人ひとりの食生活改善が求められるのではないかと思います。それらの行為は自給率UPなどにつながり、おのずと国益と合致するのではないでしょうか。

 「保険」はあくまでも万が一の時に役立たねばならない「保険」なのであって、みるからに事故を起こしそうな人のためにあるものではないと私は思います。

 そこまで理想的な法整備が出来れば、基礎年金の全額消費税などでの負担と年金給付の物価スライド制度導入も容易になるのではないかと思います。

 せっかく財政出動で減税対策を行っても、貯蓄や保険に回ったり、病気で医療費がかさんでしまえば効果も薄いように思います。それだけ社会保障整備は現在の景気を大きく作用する要素の一つであり、経済を回復させるには最低限の社会保障不安を取り除く事が下準備として重要です。

 まあ、日本人が元気になればなるほど儲からなくて困る人達がいるのも事実でしょうが、それは言わずもがな。それはまたエントリーを改めましょう。

 冒頭にも述べましたが、信頼性の低い支那産などの海外産を避け、信頼性の高い国産の消費を促すことは国益にかなうものだであり、それは同時に日本の第一次産業の活性化にも繋がるはずです。

 これまでの身動きの取りづらい農協施策や「バラマキ型」農政ではなく、農業をすれば「儲かる」「安定感のある職種」という魅力のある産業にする事が理想的で、自由な発想で自由な販路を自らの努力によって切り開こうとする農業従事者を、国としてバックアップが出来るような農政政策を実施していただきたいものです。

 来月は「真・保守市民の会」の会議を開催しますので、皆さん集まっていろいろアイデアを出しあいましょう。(日時・場所などの詳細は下記の「お知らせ」をごらんください。)

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真・保守市民の会からお知らせ

●「第一回 真・保守市民の会」を開催します。

 日時: 2008年9月15日 開場:13時30分 開始終了:14時00分〜16時00分頃
 場所: 大阪市北区民センター「第一会議室」(JR環状線「天満駅」前、関西テレビ隣)
 (参加費用などは必要ありません。場所の地図はこちら⇒北区民センター

 皆様の様々な意見やご質問などを踏まえて、自由闊達な議論の場となれば幸いです。



※コメント欄にお知らせがありましたので再掲いたします。

第2回 毎日新聞変態祭り

<捏造の変態記事の垂れ流しを絶対に許すな!!>

1.全国民へ向けた真摯な謝罪
2.訂正記事の継続した掲載
3.関係者の厳重な処分

上記3点の履行なくして、国民の許しは絶対に得られない!!

【日時】
平成20年8月21日(木) 16:30〜17:30
その後、社屋に代表者3名が入り、抗議文を手渡す。

【場所】
毎日新聞 東京本社 社屋前
〒100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
http://www.mainichi.co.jp/annuncio/gaiyo.html

【交通】
東京メトロ東西線 竹橋駅 B1出口 徒歩1分
http://seaside-office.at.webry.info/200808/article_9.html

それでもあなたは肉を食う!?

≪それでもあなたは肉を食う!?≫


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 変色した肉を削り混入の疑い、ミンチ用で 飛騨牛偽装問題
 (MSN産経より)

 〜引用開始〜

販売している牛肉を手に記者会見する「丸明」の吉田明一社長=21日午後、岐阜県養老町販売している牛肉を手に記者会見する「丸明」の吉田明一社長=21日午後、岐阜県養老町

 岐阜県養老町の食肉卸販売業「丸明」(吉田明一社長)が等級の低い肉を同県のブランド和牛「飛騨牛」として販売したとされる問題で、同社がミンチ用の肉に消費期限切れの肉を混ぜており、緑色に変色した表面を削り、古い肉であることが分からないようにしていたと元工場長が証言した。

 農林水産省や県も既にこうした証言を得ており、同日も立ち入り調査を続け詳しく調べている。

 元工場長の説明によると、同社では小売店などがミンチ肉に加工するため、ホルスタイン種のすね肉を5センチ四方のサイコロ状に加工し、10キロの箱詰にして出荷していた。

 消費期限ぎりぎりだったり、数日過ぎたりした肉について、吉田社長は「今日のに混ぜておけ」と指示したという。古い肉は「表面が緑色に変色していた」(元工場長)ため、従業員が表面を削り、一箱に数百グラムほど混入して出荷していたという。

 〜引用終了〜


 スーパーにテナントとして入っている肉屋で2年弱ほどバイトをしていた経験がある知人から詳しく聞いた話によると、そこで行われていた実態は、このニュースの内容とさほど変わりがない事を堂々と店長の指示で行われていたとの事です。「店長の指示だった」との事ですから、恐らく会社全体で組織的に行われていたと思います。

 その内容をまとめました、以下をご覧下さい。


 ≪とある食肉業者の実態≫

 そのテナントの肉屋には、牛・豚・鶏を解体して各部位ごとに小分けされたブロック状態の肉が本部から運ばれてきます。もちろんこの時は真空パック、冷凍、もしくは一酸化炭素ガスが充填された状態で入荷されてきますから、比較的新しい肉の状態で運ばれてきます。

 その日にブロックから加工(薄切り、焼き肉用などに)された肉が売れ残った場合は、「リパック」と言って次の日にもショーケースに並べるために、加工年月日を次ぎの日に打ち変えて再度売り出されます。つまり、加工月日の偽装と言える行為です。

 その肉がまた売れ残り色が変わってくる、もしくは少し臭いが出てきた場合は「味付け焼き肉」として再度「リパック」され、加工月日を打ち変えて販売されます。タレに漬け込む事で色と臭いを誤魔化せる上に、加工日まで変更して販売されます。

 この段階まで辿り着いた「肉」は、最初加工された日時から最大でも1週間ほど経過している物も少なくありませんでした。その事を従業員はもちろん知っていますからそんな肉は当然食べる訳がありません。

 ミンチ肉は、「ミンチ肉用」という肉のブロックは存在せず、あらゆる部位(内臓以外)がスライスや焼き肉用として切り残った物を寄せ集めて作られます。鶏や豚のミンチはさすがに色で分かる可能性がありますから、極端に変な物を混ぜる事はありませんでした。当然これらも売れ残れば「リパック」の対象になります。

 そして、その店では「国産牛」銘柄と「和牛」銘柄、「松○牛」銘柄と牛肉は分類されていましたが、その判別は実にいい加減なものでした。

 国産牛として入荷されてきた肉でも、牛肉のいわゆる「サシ(霜降り)」が入っている比較的見た目が綺麗な部位が見つかると、「高級感があり、和牛っぽい」という理由だけで、「和牛」ラベルが貼られて陳列されます。

 これは「松○牛」判別でも同じ事がされていましたが、霜降り加減が良い状態の物であれば、単なる国産牛であっても「松○牛」として平気で店頭に並べられていました。産地偽装どころか肉の種類までもが偽装されていたという事です。 


**ここまで**


 あくまでも一部の実話ですから、日本の肉屋が全て上記のような事を行っているという訳ではない事は言うまでもありませんが、その関係の業種で働いた経験のある方なら心あたりのある方もいらっしゃると思います。

 肉屋に限らず少しでも不正行為を行っていた時期がある業者や企業は何時バレルか冷や冷やしていることでしょう。この所内部告発が頻発していますから、明日は我が身だと腹を括らなければならない事は間違いありません。

 しかしながら、以前から肉食を中心とした旧来の「欧米型食生活」は、ガン・糖尿病・心臓病などの生活習慣病を誘発する原因の一つとなると、様々な医師が指摘している事である上、非常に生産効率の悪い肉食は日本の自給率を考える上で出来る限りしない方が賢明です。

◆関連エントリー
 支那産に依存する日本人
 プラスチックを食べてる日本人
 肉食うべからず?

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ウリジナル韓国

≪偽の国、韓国のウリジナル!?≫


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 最近は何かと”しょう油”が話題になっているようです。

 “しょうゆスイーツ”続々登場 意外な取り合わせが人気


アイスにしょう油 産経の記事によると、生地とカスタードクリームにしょう油を入れたロールケーキや、しょう油味のチョコレート、しょう油味のアイスクリームと何でもかんでもしょう油を入れりゃ良いってモンじゃないと思うのですが、案外好評で人気が出てきているそうです。(例のごとく私はあまり乳製品は食べません。)

 海外では日本食ブームがまだ根強く続いているようで、しょう油の需要がまだまだあるようなのですが、日本では少子化?や食の欧米化によってしょう油の消費が少なくなってきているとの事。(日本醤油協会によると)

 少し前には”塩ブーム”なるものがあり、塩バニラチロルチョコなんかもありましたね。ですが、塩に関しては和菓子では昔から甘みを引き立てるためにも使われていましたからそんなに違和感を感じませんが、しょう油はどうなのでしょう。正直あまり食べたいと思わないのですが・・・。


 ところで、驚いたと言うか笑ったのが少し前の記事です。

 しょう油の起源は韓国?? 日本メーカーびっくり

 〜引用開始〜

 「しょう油は韓国が元祖」だと、韓国の3大紙の一つ「中央日報」が伝えている。日本起源のように誤解されているのを正すため、今後韓国メーカーが世界戦略を発動するのだという。日本メーカーは「初耳」と驚き、ネットではこの記事が話題になっている。

■「日本の製品のように認識されているのを正したい」

 「中央日報」の2008年6月4日付けの電子版によれば、韓国の液体調味料会社「トンウンFC」が2年以内に米国アナハイムに支社を設立。世界戦略を開始する。記事には、

  「世界市場で韓国の伝統発酵食品のしょう油が日本の製品のように認識されていることを正したいという。初期には日本のテリソースをベンチマーキングして世界市場に軟着陸した後、世界の人の舌を変えていく計画だ」

と書かれている。

 世界各国で日本食ブームが広がる中、「しょう油」は今や日本発の世界語だ。キッコーマン広報によれば、同社1社だけで、アメリカの家庭で使われるしょう油の約60%を占めているのだという。キッコーマン広報はJ-CASTニュースに対し、

  「しょう油の韓国起源説は初耳です」

と話し、驚きを隠さない。

 ネットではこの記事が大きな話題になっていて、

 「このように自信満々に書かれると『醤油』が本当に韓国を元祖にしたモノなのかと思ってしまうから不思議

 「昨日まで無かった歴史や伝統がある日突然あった事になる国

などという意見が出ている。

 日本醤油協会によれば、鎌倉時代にお坊さんの覚心が中国から持ち帰った味噌の製法から作り出されたのが「たまりしょうゆ」の始まり。現在家庭で広く使われている大豆や小麦を使った濃口の「本醸造しょう油」は江戸時代初期に生まれた日本オリジナルのものなのだという。「中央日報」の記事は違っているということになるが、同協会ではこの記事に対して、

  「抗議するとかそういう考えは今のところありません

としている。

 「よむ地球 きる世界―日本はどうなる編」 (彩雲出版刊)などの著書がある元静岡県立大学教授で国際政治学者の大礒正美さんは、

  「日本は甘い!」

と力説する。

■武士や日本刀、剣道も朝鮮半島がルーツ?

 日本起源のものを韓国側が自国がルーツと主張し、庇を借りて母屋を取るようなことが繰り返されている、というのだ。これを「ウリジナル」と言うそうだ。世界中の様々な物、事の起源は全て朝鮮半島にあるいう「ウリナラ(我々の)」と「オリジナル」を足した造語だ。

 こうした主張は、(1)武士や日本刀、剣道も朝鮮半島がルーツ(2)日本の桜ソメイヨシノも韓国済州島から伝わった(3)「日本の多くの神社は韓半島の祖神を祭神としている」(中央日報電子版06年1月2日付け)など、数えればキリがない。また、日本以外の「ウリジナル」では、サッカーの起源は朝鮮半島、イギリス人の先祖は韓国人、などといったものもある。

  「何でもかんでもこじつけてしまうわけです。特に日本を見下し、何を言ってもいい、という感覚がある。韓国国民が起源説を信じているというよりは、ワーワー言うのが楽しいという感じ。それにメディアが乗っかって話を大きくするわけです」

と大礒さんは説明する。

  「ウソであっても、正しいという主張を繰り返せば、海外の人はウソを信じてしまうわけです」

 そのため、様々なものが韓国に「乗っ取られる」危険が出ているのだと言う。しょう油業界も何が正しいのかを直接、またはホームページなどを使って英語で世界に向けて主張しなければならない。大礒さんはそうアドバイスする。

 〜引用終了〜

 武士や日本刀、剣道柔道、挙句の果てには神社まで「ウリジナル」と言い放つ電波韓国ですが、サッカーの起源が朝鮮半島でイギリス人の先祖は朝鮮人とは・・・頭は大丈夫でしょうか隣りの半島は。これはネタですかね!?くだらなさ過ぎて笑えます。

 これまでも日本の色々なアニメやお菓子など様々なものを”コピー”してきた韓国ですから、こんな主張も朝飯前といったところでしょう。日本人じゃ恥ずかしくて言えない事を堂々と言える民族性には我々も完敗です。


 さて本題、韓国が『醤油』をまたまた「韓国起源だ!」などと流布している件ですが、これに関しては日本醤油協会もキッチリ間違いであると声明を発表せねばならんのではないでしょうか。

 記事中の国際政治学者の大礒正美氏も述べているように、世界の中でも特亜3国は特に「庇を借りて母屋を取る」行為を平気でやります。というか、それが彼らのデフォルト(既定)です。

 醤油に関してのエントリーは少し前に触れた事がありました。

 参考エントリー:日本食文化を守れ!!

 〜過去エントリーから引用〜

 味噌は調味料としてだけではなく、中に野菜を入れたりして、食品としての味噌、つまり舐めて酒を飲むとか、御飯につけて食べるという、舐め味噌というものも発達していきます。つまり16世紀までは日本の調味料の中心は味噌であったと言う事です。

 味噌の中から液体を取って使うという方法が中世の終わりぐらいに出てきますが、その一つは、味噌の中に籠を入れて、その中に滲み出て来たエッセンスを溜めて使う「たまり」というものがあります。

 同じように「たれ味噌」と言って、味噌を水に溶いて緩くしたものを袋に入れて吊るしておきますと、そこからドロップしてくる汁を使うようになります。

 日本のお料理は刺身をすぐ思い浮かべますが、刺身を醤油で食べると言う事は江戸時代以降ののことで、江戸時代までの刺身の食べ方は、刺身を別のつけ汁を使って食べました。そのつけ汁で一番代表的な物は、煎り酒というものです。煎り酒の作り方は、たまり・塩・梅干・鰹節を加えて、3分の1ぐらいに煮詰めたものです。

 そういうものが刺身のつけ汁だったのです。

〜(略)〜

 味噌も醤油も生産するのに時間がかかります。かつては1年とか2年掛けて作ったものがありました。その長い熟成の間に蛋白質がアミノ酸にかわって、いわゆる”うまみ味”が生まれたのです。

 これは非常に単純な比較なので、もっと詳しく考えなければならないのですが、西洋では塩とか香辛料とか比較的単純な自然の素材を使って、料理する過程で味わいを深くする、調理の間に味を十分付けていくのが基本的な作り方ですが、日本の場合には、予め長い時間を掛けて作られた味噌と醤油がありますので、食品に味を付けるスタイルは比較的浅い、場合によっては、それをつけて食べる、食品の中にしみこませずに使うことも非常に多いのです。

 十分味付けされた料理が中国や西洋の料理の中心になってきますが、日本の場合は素材の味を助ける、素材の味を生かす調味料、つけ汁的な使い方が沢山あります。


 〜引用終了〜

 まあ、地理的に近い国ではありますから、醤油のような同じ感じの調味料があっても不思議ではないですが、日本独自の製法によって作られた「醤油」を自分が起源だと言い切ってしまえる根拠を一度聞いてみたいものです。

 偽日本食を出す支那人や、日本料理と言って韓国料理を出す店がフランスにあるらしい。(動画を参照)

 


 訳の分からん料理を「日本食」として出すな!!

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パンを食うならコメを食す!!

≪パンを食うならコメを食す事!!≫


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※今日は小難しい話ですが、いつもの政治の話題とは違った視点の記事をエントリーしたいと思います。結局、最後は政治とリンクしてくる重要な事でもありますので最後までご覧いただけると幸いです。歳徳会のコラムにも掲載したいと思います。


コメ消費復活?! 食の安全意識・小麦値上げ追い風

〜引用開始〜

コメ料理専門店の飲食店では、おにぎりが人気
コメ料理専門店の飲食店では、おにぎりが人気
 
 コメ消費に復活の兆しが出てきた。値上がりしたパンやパスタなど小麦製品とは対照的に、お茶漬けやふりかけといった「ご飯の友」の売り上げが好調。「食の安全」に関心が高まり、手作りの食事をする機会が増えていることも後押ししているとの見方もある。

                × × ×

 永谷園では「お茶づけ海苔」などお茶漬けの素の売り上げが、2〜4月に前年同期比30%増と大幅な伸びを記録。丸美屋食品工業(東京)でも、主力の「のりたま」や「すきやき」など、ふりかけ商品が1〜4月で10%強増加。チャーハンや釜飯の素も好調で、横ばい傾向が続いていた売上高がここにきて上向いている、という。

 小麦価格の高騰でパンやパスタが値上がりした半面、コメは値下がり傾向にある。農林水産省の調査では、減少が続いていた1人が消費する1カ月当たりのコメの量は、3月に前年同月比0・6%増と明確なプラスに転じた。

 JA総合研究所が1月に約1500人に実施した調査では、家庭でご飯を炊いて食べる量を増やしたいとする人の半数近くが「食費が安くすむから」と回答。首都圏のスーパーでも手作り用の食材が売れており、「値上げに対する生活防衛意識から、弁当を作ったり自宅で食事したりする人が増えている」(スーパー役員)という。

 食品メーカーの幹部は「安全・安心を求めて国産の食材を重視する姿勢が強まっている」と指摘。中国製ギョーザ中毒事件などで食品の安全性をめぐる不信感が広がったことも、国産の代名詞であるコメの消費に一役買っているようだ。

                   ◇

【用語解説】コメの消費量

 コメの国民1人当たり消費量は、1960年代前半から減少に転じ、現在はピーク時の半分程度に落ち込んでいる。食生活の洋風化や多様化などが理由で、食料自給率低下の最大の要因となっている。政府は学校給食の米飯の回数を増やしたり、米食による生活習慣病の予防効果を訴えたりしている。

 〜引用終了〜


 米(コメ)の消費が戻って来ているのはすごく嬉しいことです。

 本来、日本人の主食は米であって、パンやパスタなどではないのは言うまでもありませんが、米は米でもやはり私は個人的に発芽玄米などをミックスして食べる事をお勧めします。

 あと、黒米や赤米、麦をミックスしたり、雑穀をミックスしたりなどして、バラエティに富んだ組み立てられ方が出来れば、飽きも少なく栄養価の高い主食となると思います。

●玄米と白米の成分比較●
<玄米100g当たり>
エネルギー 350Kcal
たんぱく質 6.8g
脂質 2.7g
炭水化物 73.8g
灰分 1.2g
ナトリウム 1mg
カリウム 230mg
カルシウム 9mg
マグネシウム 110mg
リン 290mg
2.1mg
亜鉛 1.8mg
0.27mg
マンガン 2.05mg
ビタミンE 1.3mg
ビタミンB1 0.41mg
ビタミンB2 0.04mg
ナイアシン 6.3mg
ビタミンB6 0.45mg
葉酸 27μg
パントテン酸 1.36mg
食物繊維(水溶性) 0.7g
食物繊維(不溶性) 3.0g
<精白米100g当たり>
エネルギー 356Kcal
たんぱく質 6.1g
脂質 0.9g
炭水化物 77.1g
灰分 0.4g
ナトリウム 1mg
カリウム 88mg
カルシウム 5mg
マグネシウム 23mg
リン 94mg
0.8mg
亜鉛 1.4mg
0.22mg
マンガン 0.8mg
ビタミンE 0.2mg
ビタミンB1 0.08mg
ビタミンB2 0.02mg
ナイアシン 1.2mg
ビタミンB6 0.12mg
葉酸 12μg
パントテン酸 0.66mg
食物繊維(水溶性) -
食物繊維(不溶性) 0.5g

http://ipf-info.hp.infoseek.co.jp/Genmai_ingredients.htmより引用)


 様々な栄養素はやはり胚芽や糠を残している玄米の方が良いことは上の表を見るとお分かり頂けると思います。それぞれのビタミンやミネラルが身体にどのような作用をもたらすのかは色々検索して調べてみてください。

 玄米に関しては健康面で様々な諸説が言われています。例えば、玄米は白米より食物繊維を多く含んでいるため、胃や腸の中で膨張して腹持ちが良くなります。しかし、胃腸の調子が今一つの人が多量に食べると消化不良を起こす可能性もあると指摘されています。

 ですが、食物繊維は他の多くの野菜や食材にも含まれていますから、まず、胃腸の調子が悪い場合は玄米にしても何を食べるにしても少食にして、胃腸を休ませてあげるべき状態なのであって、玄米を食べているから余計に悪くなるという考え方は一方的に偏りすぎだと思われます。

 古くからの人間の知恵と言うものは何故か理にかなっているものも多いもので、風邪を引いた時などは、薄く煮詰めた消化の良い少量のお粥を食べるという事が、最低限の栄養補給をしつつも胃腸に負担をかけずに、リンパ球をはじめとした免疫力を高める効果がある事を身をもって実感していたようです。

 もう一つ玄米の大きな問題点として挙げられるのが、「フィチン酸」ではないでしょうか。フィチン酸(IP6:イノシトール6リン酸)は天然抗酸化物質と言われていて、人間のDNAを守り、活性酸素の害を押さえ、余分なミネラルや毒素を排出し、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を高める為、抗ガン作用があると言われています。

 しかし、この「フィチン酸」は水に非常に溶けにくく、鉄・マグネシウム・亜鉛・カルシウムなどのミネラルと強力に結合してフィチン酸塩という物質を形成しています。このフィチン酸塩は体内の消化酵素でも分解しづらい性質で、せっかくのミネラル分もこのフィチン酸塩の状態では腸から体内へ吸収されにくいという問題点があります。

 そしてその余ったフィチン酸塩を追い出すために身体のミネラルも若干消耗されるために「玄米食はミネラル欠乏症になる!」という偏った見方になっています。フィチン酸塩は米で言う”アク(灰汁)”のようなもので、害虫などの外敵に容易に食べられないように自分を守る為にも合成されているとも言われています。

 そこでその問題を解決するのが玄米特有の「発芽」というメカニズムです。

 玄米は胚芽がそのままくっついていますから、洗って水に10時間程度(水温によって変わります)浸しておくと、芽から少しづつ発芽し始めます。発芽し始めると『フィターゼ』という酵素が合成されますが、この酵素がカルシウムなどのミネラルを吸収しやすくなるようにフィチン酸を分解してくれるのです。
 (参考サイト、引用元:マクロビパパの奮闘記
 
 この参考ブログ様ですが、あまりにも分かりやすい素晴らしい解説をされているのであえてここで書く必要も無いかなとも思いました(一度ご熟読される事をお勧めします。)が、自分自身の学習も含めて一応簡単に引用させてもらおう思います。



 フィチン酸(分解前)【分解前のフィチン酸】

 分解前のフィチン酸は、6個のリンとガッチリ結合していて容易に分解される状態ではありません。さらにリン酸の腕にキレートされているのが各種ミネラルたち。だから水にも溶けないから吸収も出来にくい。



 フィチン酸(分解後)【分解後のフィチン酸】

 ですが、「脱リン酵素」と言われる、「フィターゼ」という酵素で真ん中のイノシトールとリンは分解、切り離されてロックされていたミネラルたちも吸収しやすい自由の身になります。


 すると、フィターゼという酵素があればフィチン酸塩問題の殆どは解決できるはずなんですが、人間にはフィターゼと言う酵素が少ないので、自分で分解する事が少ししか出来ません。そこで、米から芽が出る「発芽」というメカニズムを使うと、フィターゼが合成されて、それを使ってフィチン酸塩を分解してくれるからミネラルを効率よく吸収できるようになります。

 この発芽メカニズムによって他に働く酵素が、アミラーゼとグルタミン酸デカルボキシラーゼというものがあります。


◆フィチン酸を分解する 『フィターゼ』
◆デンプンを分解してアミノ酸を作る 『アミラーゼ』
◆グルタミン酸を分解してGABAを作る 『グルタミン酸デカルボキシラーゼ』


 何か聞いた事がある酵素がありますね。そう、それは『アミラーゼ』です。

 アミラーゼという酵素は元々「ジアスターゼ」と呼ばれていて、大根や山芋に多く含まれていることで知られています。この酵素は食べ物の消化を助け、食欲不振を改善し、胃もたれや胸焼けを抑えると言う効果があります。

 そして、ご飯をよく噛むとだんだん甘くなっていきますよね。

 それは人間の唾液に含まれているアミラーゼの働きで、米のデンプンの中のアミロース、アミロペクチンをグルトース、マルトースやオリゴ糖などの糖分へ分解する為に、甘く感じるわけです。

 ここで思い出すのは、米を洗って一端水を切り、そしてしばらく水に浸してから炊くと美味しくなるという魔法です。子供の頃は何故やっているのかがわかりませんでしたが、こういった科学的な理由があったからなんですね。

 日本料理でも野菜やタケノコなどを水で湯がいてアク抜きをします。タケノコが米糠で湯がいてアク抜きをするのは、このフィチン酸の余分なミネラルを排出する効果である、キレート作用を利用しているのです。

 日本料理は「素材の味を引き出す」とよく言いますが、その為にはこのアク抜きや分解がキッチリ行われている事が大前提となっています。その上で塩、醤油、味噌などを使って料理されるため、全体的に薄味でも素材の旨味が引き立つ料理方法となっている訳です。

 ちなみに雑学ですが、”うま味(Umami)”というのは”塩味(Salty)”、”甘味(Sweet)”、”酸味(Sour)”、”苦味(Bitter)”と並び国際的にも日本語語源の”うま味(Umami)”という単語ががそのまま使われています。

(ここで参考にさせて頂いたブログ様では、他に玄米の発芽方法、炊き方なども詳しく解説されていらっしゃるので、ご興味のある方はぜひ一度ご覧頂きたいと思います。)

 残留農薬の問題点に関しては、白米よりも玄米の方が体内に残留しにくいという実験結果もあるようです。どちらにしてもあまり変わらないようですが、慣行農法にしても有機農法にしても出来る限り農薬を使用していない、無農薬米や減農薬米を選ぶ事が重要です。

 今はまだあまり知られていませんが、輸入した堆肥に頼らない「無肥料・無農薬栽培」という農法も最近少しづつですが脚光を浴びつつあります。
 (参考サイト:有機農業の先の世界、無肥料栽培

 こうした理由で、精白された米やパンから発芽玄米食へと日本人の主食を切り替えていく事で、栄養を補う為に摂食しなければならなかった動物性タンパク質を中心とした副食の量を減らす事も可能になり、自然に食料自給率の改善も見込めるわけです。

 日本人の「食」を主食から取り戻しましょう!


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バター増産を継続=乳業大手、品薄受け

〜引用開始〜

 家庭用バターの品薄に対応するため乳業大手4社が5月に開始した増産について、各社の首脳は1日、6月も継続する方針を明らかにした。日本酪農乳業協会など乳業関連団体が都内で開いた「牛乳の日」の関連イベントに出席したの古川紘一社長は「農林水産省からは年度末まで増産対応するよう要請を受けており、6月も準備を進めている」と説明。の浅野茂太郎社長も「6月も5月と同様の増産体制を取るべく取り組んでいる」と述べた。

〜引用終了〜


 バターの品薄は、『生乳』の減少、乳牛の減少が主な原因と言われています。しかし、それだけではなく海外からの輸入に頼っている飼料の値段高騰も原因の一つとしてあげられます。


 乳牛1頭に1万6500円助成、飼料高騰で政府・自民が支援策

〜引用開始〜

 政府・自民党は21日、2008年度の畜産・酪農農家に対する支援策をまとめた。

 牛乳用の牛を育てている酪農家に1頭当たり1万6500円助成するなど、
飼料価格の高騰の打撃を緩和する対策が柱だ。

 総額は1871億円(うち約200億円は09年度向け)で、08年度分は前年度より
 400億円以上多い。ただ、対策は緊急避難的な色彩が強く、日本の畜産・酪農が 輸入飼料に依存する体質の改善は依然、課題として残ったままだ。

 政府・自民党は畜産・酪農対策を例年、3月にまとめているが、飼料価格の高騰で酪農家などが受けている打撃は大きく、将来の総選挙対策という狙いも重なって、今年は一か月前倒しで決めた。

 対策の目玉は、牛乳用の牛を育てている都府県の酪農家に対する1頭当たり1万6500円の助成策だ。

 自前で飼料用作物を生産するなど生産性を向上させる3か年計画をたてた酪農家が対象だが、特例措置もあり、飲む牛乳を生産しているほとんどの酪農家が対象になる見込みだ。

 飼料(配合飼料)の価格はこの1年半で約3割も上昇した。4月に予定されている乳業メーカーへの販売価格引き上げと合わせ、酪農家が受けた打撃をある程度は吸収できるはずだ。

 バターや脱脂粉乳に使われる加工用の牛乳を生産している北海道の酪農家に対しては、すでにある補給制度を見直し、現在1キロ・グラム当たり10・55円の補給金を11・55円に引き上げる。飼料価格高で生産コストが上がった分を反映させた。

 食肉用の牛を飼っている全国の畜産農家に対しては採算割れとなった金額の一部を補てんする。育てた肉牛の販売価格が生産費(農家自身の労働コストを除く)を下回った場合、差額の6割を国が支払う。

 日本の飼料自給率は25%にすぎないため、飼料価格は高騰が続く海外トウモロコシ相場の影響を大きく受ける。一方、牛乳や肉の販売価格は、国内の市場や乳業メーカーとの交渉で決まるため、畜産・酪農家はコストの増加分を販売価格になかなか転嫁できず、経営が圧迫されている。

 牛乳の生産者団体で作る中央酪農会議の見通しによると、全国約2万7000戸の酪農家のうち、今年度は廃業する酪農家が1000戸を超えそうだ。

 政府・自民党は、今回はあくまで「緊急対策」だと考えている。自民党は今後の検討課題に<1>飼料用米の普及による飼料の自給率向上<2>流通大手が値上げを認めないことが「優越的地位の乱用」にあたるかどうかの調査<3>配合飼料の価格安定対策--をあげる。

 ただ、農水省によると、飼料用米の生産コストは輸入トウモロコシ価格の5・3倍もある。収穫量が多い飼料米の品種開発や生産技術の改善による大幅なコスト引き下げが必要で、短期的に解決するのが難しい。畜産・酪農の危機はまだ続きそうだ。

〜引用終了〜

 ここでまた補助金、助成金漬けのその場限りの役人対応です。都合が悪くなったら助成金バラマキ行政を行うのはいつものことですが、これだけ無駄な事はありません。

 少し前まで言われていた、「牛乳は素晴らしい健康飲料である」という誇大されたイメージはもう崩れ去っています。その事を多くの国民が気付き始めているのも、牛乳の消費量が落ち込んでいる理由の一つです。

 最近スーパーでも牛乳ではなく、「豆乳」を買い物かごに入れる主婦の姿が非常に増えてきました。豆乳にしても自給の問題や、アレルギーの問題もありますが、栄養価はとても優れている事を多くの賢い主婦は知っていますし、勉強している人も多いようです。

 乳牛にしても肉牛にしても自給飼料を使っている割合は約20%程度にしか過ぎません。100%国産の飼料を使って育てられた牛が市場に出回るのはほんの限られた数だけなのです。

 つまり、スーパーに並んでいる「国産牛」も、牛の種や飼料が輸入であれば自給自足出来ている事にはならない訳です。肉牛の飼料も殆どが輸入であり、バターは約90%程度国内で生産されていますが、チーズに至っては60%を輸入に頼っています。

 参考エントリー:支那産に依存する日本人

 もう日本人の食生活を正常に戻さなければ、日本の自給率回復は望めないように思います。


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支那産に依存する日本人

≪食糧問題は国防問題でもある≫

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 まず今日はこの図をご覧頂きたいと思います。


日本の仮想水輸入量


 この上図は、『バーチャルウォーター(仮想水)』と言って1990年代に、ロンドン大学のトニー・アレン教授が提唱したもので、「水資源が絶対的に足りない地域への食料の輸入は、その生産に必要な水資源を他の用途に転用可能であるという意味であたかも水の輸入と同じである」という考えで示された一つの指標です。

 簡単言うと、日本が輸入している農産物、畜産物、工業製品などをすべて『水』に換算して、どれだけの水量を輸入しているのかを示している図です。しかし、上図で示されている程の水量は日本の農地では確実にまかないきれません。

 これは2000年のデータであるため、近年のデータであれば間違いなく『支那産からの仮想水』、つまり食糧の支那産依存度は遙かに高くなっているものと思われます。

 このバーチャルウォーターは様々な見方が出来ますが、関連する事項を東京大学生産技術研究所の沖大幹教授が詳細な論文をまとめておられます。(参照外部リンク:『世界の水危機、日本の水問題』

 2006年の12月21日に米国産牛肉の輸入に対して抗議する意味でも、『私は吉野家では食べない。』というエントリーでこの図を紹介しました。なぜ私が肉をあまり食べないのかという理由の一つがこれらの図に表されています。

 代表的な農畜産物1トンを生産するのに必要な仮想水は以下の通り。

 ・牛肉 20.6t
 ・豚肉 5.9t
 ・鶏肉 4.5t
 ・米   3.6t
 ・卵   3.2t
 ・大麦 2.6t
 ・大豆 2.5t
 ・小麦 2.0t
 ・トウモロコシ 1.9t

畜産物の水消費


 つまり、農産物は田畑に出来上がった種子、根、葉などを直接食べる物であるが、あらゆる畜産物は家畜に飼料(トウモロコシなどの農産物)を与えて、成長させてから初めて人間の食料として使われる。ですから飼料生産と家畜飼育する両方の分で莫大な水量を使用している為、非常に生産効率が悪い食料と言えるのです。


≪日本の食料自給率の推移≫
食料自給率の推移

 日本の食料自給率は金額ベースが70%であるのに対して、カロリーベースでは40%となっている。普段我々が一般的に耳にするのはカロリーベースの40%であるが、なぜこんなにも開きが出るのだろうか。

 金額ベースというのは、国産品の割合を金額で換算したもの。つまり、1ヶ月10万円の食費で70%(金額ベース)であれば、7万円は国産品で、あとの3万円は輸入でまかなっているという事です。

 一方、カロリーベースというのは、国産品の割合を熱量(カロリー)で換算したもの。つまり、1日3000calを消費する人で40%のカロリーベースであれば、1200calは国産品で、あとの1800calは輸入でまかなっているということです。

 これは、野菜や果物などのように値段はそこそこでもカロリーが低いものに国内産が多い事が理由の一つとなります。


≪増大する医療費の削減方法≫

 米国産を使用している吉野家に限らず、豪州産の畜産物を使用している外食産業や、莫大な輸入飼料に頼っている畜産業が現状のままであれば、日本の食料自給率(穀物自給率、カロリーベース)を改善する事は不可能に近いものと思われる。(ハンバーガーや、ピザなどのファーストフードも含めて、動物性蛋白質の取り過ぎでカロリー過多になっている。)

 しかし、我々が危機感をもって認識しなければならないのは、日本人の食生活の欧米化が「肉食大国日本」をもたらしている結果でもあり、単に地産池消、国産品の生産向上と普及だけの政策では何の解決にもならない事を理解しなければならない。

 そして、食生活の欧米化が生活習慣病である、ガン・糖尿病・心臓病・高脂血症・高血圧を誘引している原因の一つである事が分かっている今、病気を治療する医療だけに税金を大量に投入し、莫大な医療費を毎年費やすだけではなく、出来る限り『日本人を病気にさせない!』ような抜本的な医療政策を農水省、厚生労働省が共に考えるべきであって、まず高齢者が多くなるから病気ありきという短絡的な思考や、偏った常識を取り去るべきである。

 予算が増えて医師が増えてもその分病人が増えればイタチごっこだ。医師が増える事で健康ケアが行き届いて病気に罹患する人が減れば良いが、近年も変わらずガンや
糖尿病などの生活習慣病に罹患する患者数は増加傾向にある。病院への来院患者数や薬の使用量が増えればそれだけ保険料請求も増えるため全くもって意味がない。

 食の問題を無視し、経済・軍事イデオロギーのみで米国、支那などとの外交問題を語るのは私からすれば木を見て森を見ずに思えてならない。

 食の問題無くして国防を語るべからず。外交・軍事・経済と並んで重要な国防対策の一つとして食料自給率は語られるべきではないだろうか。


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支那産を信用するべからず

≪『食品』を信用するべからず≫


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偽装よりも、まずは己の「常識」を疑え(NB Online)

 『“食の安全”はどこまで信用できるのか』

 食の安全は何処まで信用出来るか


〜一部、引用開始〜

 著者は一方で、消費者が漠然と抱いている「中国産野菜は農薬汚染がひどい」「コンビニ弁当は添加物だらけ」などの間違った思い込みを正していく。

 中国産野菜はときに「農薬の異常数値」がニュースになるが、それは輸入業者が事前検査を行っているために明るみに出ることだ。一方、国産の野菜には農薬の検査は義務づけられていないため、ノーチェック。

 また、「無農薬栽培」という表示を「一切の農薬が使われていない作物」だと思っている人は少なくないと思うが、実は「その作物を栽培する期間のみ農薬を使っていない」だけ。その前後に農薬を使った栽培をしていても、無農薬を謳って構わない。

 これなどは、言葉のトリックが誤解をもたらす一例である。中国産野菜に厳しい目を向けるなら、日本産にも同様の視線を持ってほしいと著者は言う。

〜引用終了〜


 紹介されている書籍を直接読んではいないため、それに対する論評ではなく、レビュー記事に対する論評をしたいと思います。

 紹介されている書籍にはどのように記されているかは分からないが、「中国産野菜は農薬汚染がひどいという思いこみは間違いである」と、記事は論評しているが果たしてそれも正しいか疑問に思わざる得ないだろう。

 食の安全を支える 「オリンピック野菜」

 上記リンク先でも言われているように、北京オリンピックの為の「オリンピック野菜」なるものが、作られている。これの裏を返せば、通常市場で出回っている野菜では信頼性が低いため、それらとは別な農場を使って野菜を作らざる得ないという状況を、支那自身がいみじくも明らかにしているとも言えるのではないだろうか。

 先日の上海でバス爆破事故(テロ?)があったばかりだが、北京オリンピック(特にマラソンなどの警備しにくい競技)でのテロが起こる可能性は非常に高いと言われている。

 それに加えて、日本でのJTフーズ「毒ギョーザテロ」でも分かるように、北京政府は反日分子、もしくは北京政府の弱腰な親日路線を快く思わない組織によって、意図的に食品へ「毒を盛られるテロ」を警戒して、「オリンピック野菜」なる物などを政府直轄で作らざる得ない状況にあるわけだ。

 支那産はどれが安全なのか分からない!

 これが、歳徳会が食のチャイナフリーを推進理由の一つでもあります。

 (午後に記事の続きを書きます。)と思っていましたが、今日は時間が無いので続きは明日のエントリーとしてUPいたします。


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プラスチックを食べてる日本人

≪トランス脂肪酸に注意!!≫

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【食にメス】トランス脂肪酸 日本でも含有量の表示を

〜引用開始〜

 トランス脂肪酸を減らしたことをアピールするドーナツのコマーシャルが流れている。

 トランス脂肪酸は天然植物油にはほとんど含まれず、マーガリンやショートニングなど、液体の油脂を固形化した「水素添加油」に多く含まれる。この脂肪酸を過剰摂取すると、血中の悪玉コレステロール(LDL)が増加し、善玉コレステロール(HDL)が減少するため、心筋梗塞(こうそく)などのリスクが高まるとされ、WHO(世界保健機関)FAO(国連食糧農業機関)合同専門家会合は「食事からの摂取を低く抑えるべきであり、実際には最大でも1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするように」と勧告している。

 アメリカ人の摂取量は1日当たり平均5・8グラムで、摂取エネルギーに占める割合は2・6%と非常に高く、米国は2006年から加工食品の栄養成分表示に、コレステロールなどと並んでトランス脂肪酸の含有量の表示を義務付けている。ニューヨーク市は、市内の飲食店や売店で提供される食品について、トランス脂肪酸の制限や表示を7月までに段階的に実施する。

 一方、日本人は1日当たり1・56グラム、0・7%と低いため、食品安全委員会は「健康への影響は小さいので、特別な規制をする必要はない」としている。しかし、それは国民健康・栄養調査の平均値が低いというだけである。現代の日本では、とくに若い世代を中心に、外食産業を利用する機会も多くなり、総菜などでも揚げ物が飛ぶように売れている。マーガリンやショートニングが使われている食品も人気が高い。脂肪分の多い菓子類や食品の食べ過ぎなど、偏った食事をしていれば当然、平均値を大きく上回る摂取量となる可能性がある。

 日本でトランス脂肪酸の含有量は表示されていないのは、摂取量の平均値が低いので特別な規制ができないというだけである。最大1%といっても、少なければ少ないほど良いのだ。

 新しいドーナツは、コマーシャルでは説明がないが、ホームページを見ると、トランス脂肪酸の少ない油を使い、「ミックス粉」や「コーティング素材」の原材料からも減らしたという。これでドーナツ1個あたり1〜1・5グラム含まれていたトランス脂肪酸を0・25グラムまで抑えたとする。しかし、もう少し情報公開を進め、どんな油なのかなど、より厳密な説明を望みたいところだ。

 トランス脂肪酸問題は、個人の食生活を振り返る大変良い機会である。やはり、バランスの取れた食生活が求められるということである。(食品問題評論家 垣田達哉

〜引用終了〜


 北米のマクドナルド、トランス脂肪酸フリーの油に切り替え

〜引用開始〜

 シカゴ(AP) 米ファストフードチェーン大手マクドナルドは22日、米国とカナダの全店舗で、揚げ物に使う油をすべてを、トランス脂肪酸を含まないものに切り替えたと発表した。クッキーやパイなどの焼き物で使う油脂分も、年内中にトランス脂肪酸を含まないものに切り替える。

新たに採用した揚げ油は、キャノーラ油(菜種油)を中心に、コーン油と大豆油を含んだもので、フライドポテトやハッシュブラウンなどの揚げ物に使われる。

米国内のマクドナルドは、約1万4000店。

米国ではトランス脂肪酸が心疾患のリスクを高める恐れがあるとして、行政が使用を規制する動きが強まっており、これまでにニューヨークやフィラデルフィアなどで使用が禁止となっている。

〜引用終了〜


 参考HP:農林水産省「トランス脂肪酸に関する情報

 
 水素添加マーガリンの害について最初に指摘したのはドイツなのですが、こういう事に関しては米国の対応の早さを見習うべきだと思います。

 トランス脂肪酸は、ポテトチップスなどのスナック菓子、菓子パン、カレールー、レトルト食品、コーヒー用ミルクやアイスクリームなどの所謂「食品」や、外食産業で使われている食品に多く含まれていると言われています。

 我々日本人は食に対してどこの国よりも一番こだわりを持っているかのように思っていましたが、最近ではこうした食の安全に関しての意識は欧米の方がはるかに高い事が分かります。

 トランス脂肪酸の危険性については何年も前から指摘されてきた事です。ですが我が日本では食品などにトランス脂肪酸の含有量表示などがまだ義務化されていません。

 農林水産省でも最近やっと対応に乗り出すような動きが出ていますが、この問題は国民の健康に関わる重要な懸案事項であるため、厚生労働省も含めて早急な対策に乗り出していただきたいものです。

 最近日本でも上映されました米国のドキュメンタリー映画、「スーパーサイズ・ミー」では、監督が自らファーストフードを1ヵ月間食べ続け、どのような症状が発現するか実験した映画で、この映画のDVD米国版には、特典映像として「2ヵ月間常温放置しても腐ることのないフライドポテトの映像」が収録されているそうです。

 トランス脂肪酸を食べるという事を大げさに言いますと、

 プラスチックを食べている!
 
 という事に近いですから、皆様のご家族もそうですが出来る限り「食品」は食べずに、「新鮮な食材」をご家庭で安全に調理したものを、お子様にも食べさせてあげて欲しいと思います。
 
 このエントリー内では詳しい論評をいたしませんが、いずれ歳徳会コラムにでも取上げてみたいと思います。

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肉食うべからず?

≪クローン牛?そこまでして食う必要が本当にある?≫


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 【食にメス】クローン牛は安全か 見送られた表示の義務化

〜引用開始〜

 厚生労働省は1日、「体細胞クローン技術を用いて産出された牛および豚並びにそれらの後代に由来する食品の安全性」について、食品安全委員会に食品健康影響評価を依頼した。クローン牛肉や牛乳、乳製品、クローン豚肉を食べても大丈夫かを判断してくださいということである。

 クローン技術というのは「複製品を作り出す」ことで、1996年、ほ乳類初のクローン羊「ドリー」以来、各国で研究開発が進められていた。

 米国は今年1月に安全宣言をし、欧州食品安全機関も5月には結論を出す予定である。日本でも、厚労省や農水省は「安全性に問題はない」という立場をとっている。今のところ「クローン牛は死産などの発生率が高い」といった指摘はあるが、危険性を示すデータはないので、日本でも安全宣言が出される可能性が高い。

 しかし多くの消費者は、国が安全と評価しても、どうしても素直に信じる気にはなれない。BSEも当初は「人には感染しない」と言われていた。遺伝子組み換え食品にも言えることだが、「今、わかっていないだけで、本当は危険なことが隠れているのではないか」という不安がつきない。

 クローン技術に問題はなくても、もしも、人に影響のある遺伝的な病気や異常を持った1頭の牛から大量のクローン牛が産出されれば、その肉や乳製品を食べたことで被害が広がる可能性は十分に考えられる。

 問題は、消費者がクローン食品(牛肉、乳製品、豚肉など)を選別することができるのか、何か起こったときにクローン食品の履歴を把握できるかということである。そのためには「クローン食品であることを表示する」ことが不可欠になる。しかし厚労省は「一般の食品と同等なので表示させることは難しい」という見解だ。もちろん、輸入クローン食品についても同じである。

 では、農水省はどうかというと、クローン牛の表示に関しては、すでに結論を出している。体細胞クローン牛は、まだ市場に出ていないが、受精卵クローン牛は、すでに牛肉となって出荷されている(平成5年〜19年3月末現在で312頭)。その際、表示を義務付けるかどうか問題になったが、結局、義務化は見送られ、任意表示としては「Cビーフ」と表示することになった。しかし、任意なので実際に表示されているかどうかよくわからない。これで、消費者の選ぶ権利と食の安全は確保されているといえるのか。(食品問題評論家 垣田達哉

〜引用終了〜

 参考HP:クローンって何?(科学技術庁)

ドリーとボニー
(写真はイギリスのロスリン研究所で世界初と
なる体細胞クローンで作られた羊の「ドリー」と、
その後妊娠して出来た子供の「ボニー」)


 クローン牛の目的は主に、経済的、安定供給、品質の保持、だろうと思う。安全で品質の均一化された良い食肉を求める消費者、安定した生産と供給を維持したい畜産業者、双方の要求を求めると「クローン牛」という事になるのだろう。

 クローン牛でよく言われるのが、「生命倫理」の問題だが、私はこの「倫理」問題について意見を述べる方がどのような立場で言っているのかにもよって意味合いが変わってくると思う。

 どういう事かといえば、現在の市場に出回っている大半の国産牛は品質の良いオス牛の「冷凍精子」を使って、メス牛の受精卵に植えつけさせて出来た肉が殆どであるという事実があって、ある意味これも人工的な牛の生産方法の一つであると言う事です。同じ精子を使うわけですから「半クローン牛」を国民の大多数はすでに食べていると言う事です。

 私は、この自然の摂理に反して「強制受精」された肉を日常的に食している人間が、クローン牛の倫理がどうのこうのと問題視して声高に言うのはどうもお門違いな面もあるのでは、?と思う。

 別に問題点としてあるのは、体細胞クローンの場合ほぼ同一のDNA配列を持った元の自分とそっくりな自分(クローン)を作れるため、例えば万が一、本当の自分が内臓疾患の病で臓器移植が必要になった場合に、クローンとして作ったもう一人の自分から臓器を取り出し移植する事も理論上可能になるのだが、体細胞を使って臓器だけを作り出す事は不可能であるため、移植のためにコピーの自分を作って殺す、もしくは傷つける必要がある。この事が生命の尊厳を軽んじているのではないだろうかと言う見解は理解が出来る。

 この体細胞クローンの応用で、不妊で子供が出来ない夫婦に子供が作れたりも出来るのだが、将来的に、性行為をしないで簡単に子供が出来て良いものだろうか?などと凄く違和感を感じる訳だが、先ほども言ったように牛肉なども冷凍精子を使って半クローン牛を作ってしまっているわけだから何とも人間は罪深い生命体だなと思うのである。

 私はあまり肉食をしない様に心がけているが、それは自分の健康を考えての事であって、何も動物が可哀想などというセンチメンタルな理由ではない。アフリカのサバンナなどのような大自然の生き物は生き残るために他の動物を摂食するのだし、日本人のような農耕民族と違って北方の草木が生えないような地域に住む民族や、遊牧民は生きる為に肉を主食として食べてきていた民族も居るわけだから、肉食が悪いとも思わない。

 しかし、ガンをはじめとした、糖尿病、心臓病、肥満、高脂血症、高血圧などの生活習慣病は、「食べ物の欧米化」が原因であると言われているのに、更に現在の日本のような「飽食の時代(国)」において、人間の生命を維持する為の食べ物が十分溢れているのにも関わらず、肉食ばかりをする必要もないのにクローン牛まで作って人間の「美食」という飽くなき欲求を満たす必要があるのか?と思うわけであり、クローン牛の問題は供給側だけの問題ではなく、消費者側の意識問題も併せて考える必要があるのではないかと私は思う。

(本日のエントリーは、日本の食糧自給率や医療問題、国防問題などにも深く関わってくる内容であるため、もう少し突っ込んだ考察を交えて、近々歳徳会のコラムへUPしたいと思います。)


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