日本のおかしな憲法 シリーズ

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 昨日は、京都のアイサイさんのご自宅で、南出先生をお迎えして毎月恒例の勉強会を行いました。南出先生はじめ、主催して下さったアイサイさん、雨宮さん、いのししさん、憂国者さん、くるぱさん、soramameさん、Sさん、(順不同)参加された皆様お疲れ様でした。

 勉強会と言いましても堅苦しい話ばかりでは無くて、たまには脱線・・・いえ、脱線してそのまま何の関係も無い(?)話に走りだす事もままある訳なのですが(笑)、今回は2回目という事で私個人的にはそれがあるんだろうと思っていましたので何の抵抗も無かったのですが(むしろその方が面白い!)、やはり國體護持・新無効論の話も今度からちゃんと時間を決めてやらんと駄目だなぁ、とも思いました。

 その辺りはまだ2回目で手探りでどんな感じかな?とやっておりますので、3回目から一つの流れを考えて進行出来ればと思っています。とはいえ、昨日が「新・無効論」の話を全くしていない訳ではありませんので、我こそは!と思う憲法の猛者の方は是非とも参戦して頂きたいと思います。特に「日本国憲法の改憲論者」の皆さん、聞いてますか?

 さて、今日は「新・無効論」を理解する前提として押さえておきたい所を私が自分なりに図解にしてみましたので、それを使って私なりに解説を入れたいと思います。この辺りは私よりも遥かにいのししさんの方が詳しいのでそちらの過去エントリーなどをご覧ください。

 (注意:本エントリー内容は南出先生にすべて確認して頂いた訳ではありません。(一部確認して頂きました。)これは法学知識の全くない私の独断による解釈ですのでその辺りを含めてご留意願います。内容をご確認されたい方、もっと詳しく知りたい方は南出先生と直接ご連絡を取って頂く事も可能ですので、こちらをご覧ください。)

 (占領憲法、宿便憲法=日本国憲法のこと)

 日本の日本国憲法(=占領憲法、宿便憲法)は「成文憲法、硬性憲法」の一つと分類、位置づけられています。成文憲法とは、ウィキペディアにも書かれている通り、法文によって文字化した国家の最重要法規の事を指します。

 日本国憲法第9章第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。



 そして「硬性憲法」とは上記の96条文通り、国会での改正案成立と、現世の国民判断を仰ぐという2段構えになっているため、非常に改憲しにくい、というより殆ど改憲が不可能に近いと言えるほどハードルが高い改正条項を持つ憲法の事を指します。


 ≪ポイント、

 一般的な認識として、主権国家なのだから、国際条約よりも日本国憲法が、当然優先されるものだと私たちは思い込んでいる。

 ※図
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 上図の通り、本来このような硬性憲法が許す国際的条約は、特段の理由が無い限り憲法に抵触しない範囲の条約であれば締結・批准するかしないか国家として独自の判断が可能です。

 しかし、日本国憲法の第10章をよくよく読んで行くと、このような条文を見る事が出来ます。

 

第98条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

 2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。



 〜脱線ポイント

 すこし脱線しますが、人間として当り前の事を謳っていた「教育勅語」が、国会で失効確認された原因がこの98条にあると思われる訳ですが、占領期にGHQは無理やり日本国憲法を成立させ、無理やり日本国憲法という「現世に生きる国民だけがゴッド(一神教)=国民主権」の元に無効にした訳です。

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 そもそも「詔勅」と言うのは「法律」や「条文」では無いので、無効にできるのは「詔勅」でなければ本来出来ません。ですから、日本国憲法が帝國憲法を基にして無効な訳ですから、この「教育勅語」の失効決議自体も本来「無効」と言わなければなりません。

 教育勅語は内容をちゃんと読んで頂ければ分かりますが、日本人として当り前の精神文化であり、道徳規範とも言うべきものなのですが、これを現世に生きる国民がこの世で一番尊いという「国民主権」という「国家権力」で「道徳」を踏みつぶしたのです。権力が道徳を打ち壊すとは革命よりも性質(タチ)が悪いと言っても過言ではないでしょう。

 (脱線から復帰)〜

 ≪ポイント□

 日米安全保障条約と占領憲法は二つで一つのセットである。換言すれば、日米安全保障条約を守るために、占領憲法という硬性憲法が存在している。さらには、日本が締結・批准した国際条約は占領憲法よりも優先して遵守、守らねばならない義務が発生する。
 
 さて、脱線前に引用した占領憲法第98条ですが、「この憲法は、国の最高法規であり、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」とあるように、この中には「条約」については一言も触れられていません。

 もし、この第98条がこの第1項の条文だけなら、図,納┐靴芯未蠑絨未ら遵守するべき順で並べると、「日本国憲法>国際条約>国内法」と類推出来ますので、法体系的には特に問題はありません。

 しかし、第2項を見てみましょう。

 2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。



 何故か、第2項で条約だけが単体で取り上げられています。これの解釈よっては、我が国の法体系が下図のようになります。

 houtaikei2


 簡単に言うと、日本の憲法よりも国際条約の方が強い、偉いという事です。

 「国際条約の方が強くて何が問題なの?」
 「いいじゃん、世界と仲良く協力すればさぁ。」

 などと、呑気な事を思う、または公言して憚(はばか)らないサヨクやウヨクの方もいらっしゃると思いますが、これがどういう意味を表しているのか分かっているのでしょうか。

 図を見て、「はっ!!」っと気づいた方もいらっしゃると思います。はい、その通り。

 例えば、日本は占領憲法第9条で「交戦権を認めていない」はずですが、日米安保条約という国際条約を、占領憲法第10章(最高法規)第98条第2項によって、日米安条約は占領憲法より優先して「遵守する義務」が発生するため、占領憲法第9条があろうが無かろうが日本が戦闘行為を行うことは米国(アメリカ)の匙加減次第と言えるのです・・・。

 (長くなるので、次のエントリーに分けます。)  

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