硫黄島の遺骨収集のこと

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 今日は多くを語れません。戸井田とおる議員のブログから転載します。

 硫黄島の遺骨収集のこと

 こんにちは、戸井田とおるです!
 いつもお世話になり、心より感謝いたしております!

 今日、午前10時30分から千鳥が淵戦没者墓苑にて硫黄島戦没者遺骨引渡式・遺骨収集団解団式が行われた。政務官に就任して3回目の引渡式になります。いつも国会議員は、私一人で寂しいと思っていました。この度は、硫黄島と聞いて、同期の新藤義孝議員に『硫黄島戦没者遺骨引渡式が行われるので、参加しないか?』と声をかけたら、『是非参列したい。』と返事が返ってきました。硫黄島の戦いの司令官の栗林忠道中将は、彼の祖父に当たります。以前硫黄島の映画が制作された時、『実は俺の爺さんなんだよ。』と言っていたことが記憶に残っていて、今回声を掛けてみたというわけです。この度は大村秀章副大臣も参列され、考えてみれば3人とも平成8年初当選の同期の桜でした。

 振り返ると、厚生労働大臣政務官就任後、初めての引渡式のブリーフィングで、大臣も副大臣も出席されないので政務官が献花と謝辞を述べてくださいと言われ、私は大臣、副大臣と共に参列するべきものと思っていたので、違和感を覚えましたし、国のためにたった一つしかない命を投げ出された英霊の60数年振りの帰国をお迎えするにはあまりにも寂しすぎる。そう思ったのを覚えています。

 以前にも書いたかも知れないが、昭和50年代に父が、厚生政務次官の時、ご遺骨をお迎えした際に、羽田飛行場でご遺骨を貨物と同じように扱っていることに驚き、当時の竹中防衛政務次官と打ち合わせて、自衛隊の儀仗兵と音楽隊と共にご遺骨をお迎えするようになりました。

 遺骨収集も240万戦没者のうち、帰国を果たしたのは、約半数の125万足らずに過ぎない。そしてそのほとんどが外国で今なお眠っておられる。その場所も特定できず、ご遺族も胸を痛めておられます。日本国内の硫黄島でさえ、戦没者2万129名のうちこの度の26柱の英霊を含めて、やっと8,456柱の英霊をお迎えできたに過ぎず、半数以上の英霊が硫黄島のどこかに眠っておられるのである。
以前から、滑走路の下に遺骨が多数存在すると言われていた。昨年4月22日「硫黄島問題懇話会」(会長森喜朗元総理)において、森元総理から、滑走路の改修に伴って、滑走路下の遺骨収集を実施するよう強い支指示があり、防衛省は滑走路改修計画の変更にむけて検討されることになった。森元総理の強い指示にも拘らず、約310億から340億円かかると言われる費用に防衛省も厚生労働省も腰が引けている。国のためにかけがえのない命を投げ出された戦没者に報いるためには、いくらかかろうともやり遂げなければならない!その責任は国にあるはずだ!

 戸井田とおる



 

 

 

 戸井田氏や青山氏については皆様いろいろご意見がおありだと思いますが、是非多くの方に知って頂きたい動画だと思いました。

 この関連の動画はいつも見ても、恥ずかしながら涙が止まりません。

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