愛国心とは。

「国を愛し、思う心。この国は、この国民はこうでありたいと願う気持ち

だと思う。

ココに台湾民主化へ導いたリーダー李登輝氏の興味深い話があります。


李登輝  台湾のアイデンティティの問題は民主化の問題と切り離せない、
     日本人だったら、共産主義者や、日教組のような人間に聞いたって
     私は「日本人だ」と答えるでしょう。
     ところが、台湾ではそうではない。
     「あなたは何人ですか?」と尋ねたら、中国人だというもの、
     客家だと言う人間も、台湾人だと答えるものもいる。
     台湾には大陸から渡ってきた人間、戦後やって来た人間、先住民と、
     実に多様な人間がいて、それぞれの認識がバラバラなんです。

〜以上、李登輝学校の教えより抜粋〜


台湾ではこれから新しい「台湾人」としてのアイデンティティ確立が民主化にとって非常に重要なこととして上げられている。

アイデンティティとはその国の長い歴史をもって自然に確立していかれるもので、今日明日に出来るものではない。ましてや環境や生まれも違う人間が集まっているのだからなおさら困難だと言うこと。

愛国心も同じことが言えるのではなかろうか。

日本と言う長い歴史を通して「日本にはこういう良い所もあるし、悪い所もある。だが、日本国として日本人としての理想はこう有るべきではないか」と国を思う心に違いないと思う。

昨今、教育基本法の一部に「国を愛する心」を、載せるべきか載せるべきではないとかう議論がなされているが私は載せるべきであると思う。


「そんな記載がされている外国は少数しかいない、載せるべきではない」と言うものがいる。

何を言っているのか!?○○人の法律には載っていないから、日本人の法律に載せるべきではない
と民族性や国民性、歴史、思想、宗教も違う国と比較してどこにそんな基準があるのか。


「国を愛する心、などを教育に盛り込み国家の思想を子供達に強制させようなどとけしからん」と言うものがいる。

なにを言っているのか!?現場の教師が「この子は愛国心が足りない」等と言って差別や落第点を押すとでも言うのか。それこそ子供の人格否定、大人の思想強制である。


「人によって国を愛する心の考え方は違うから、わざわざ盛り込む必要は無い、」というものがいる。

そんなの当たり前のことをいまさら言うな。国を愛する心を考えることすら出来なくなってきているから日本人は変になってきているではないか。猟奇的で動機が幼稚な少年犯罪等が多発している原因の一端はあるのではないか。

日本国籍を持つ子供達や若い世代が日本と言う国はどういう国なのか判らない、日本人とはどういう人間なのか判らない子供達が増えてきている。
そこで今、国を愛するとはどういうことか改めて大人も子供も考え直していかなければならないと思う。


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